霧島もとみです。
今日の1分で話せる◯◯は、映画「ニセコイ」を見た感想を紹介します。
週刊少年ジャンプで連載されたラブコメ漫画を映画化したというこの作品。
主演にSexyzoneの中島健人を迎えた話題作のようですが、
Googleで検索しようとすると、「にせ」くらいの時点で
「ニセコイ実写化ひどい」
と候補表示されるという凄みを持つ映画です。
映画『#ニセコイ』
🎍新春“男祭り”開催🎍キャストと一緒に映画鑑賞✨
こんなプレミア上映奇跡すぎる‼️1月10日(木)都内にて🎵#中島健人 さん、#岸優太 さん、#DAIGO さん、#丸山智己 さん登壇予定😍
詳細はコチラ👇https://t.co/41o6UFMyjk#映画ニセコイ #大ヒット上映中#ニセコイミニコイ pic.twitter.com/K5H3VSkxcB
— 映画『ニセコイ』DVD&BD6.5リリース! (@nisekoi_1221) December 27, 2018
逆に興味が出てしまい、小学校2年生の子どもと2人で見てきました。
女の子ですから一応デート風ですね。
それでは、1分で話せる「映画ニセコイ」の感想を紹介します。
1分で話せる!映画「ニセコイ」の感想
「ニセコイ」という映画を見てきました。
対立する暴力団の抗争を防ぐため、その子どもどうしが恋人を演じるという映画です。
偽の恋だから、「ニセコイ」。
面白いと思った点は、運命の絆と、現在進行系の絆とを対比させた恋愛の見せ方です。
主人公には子どもの時に結婚を約束した相手がいます。これが運命の絆。
次に、「ニセコイ」相手のヒロイン。これが現在進行系の絆です。
主人公は運命の相手を大事に思っていながら、現実には「ニセコイ」を通じてヒロインとの絆を深めていきます。
そんな中でヒロインは、主人公の運命の相手が誰なのか、その運命の相手が「主人公が幸せならそれでいい」と思いを押し殺していることを、偶然に知ってしまいます。
「今の絆」を押し通すか。「運命の絆」の前に身を引くのか。
狭間で揺れ動くヒロインの心情に、僕はぐっと物語に引き込まれました。
ギャグを織り交ぜた、青春模様を楽しめる映画でした。
フラットな気持ちで楽しんでみてはどうでしょうか!
1分で話し切れなかった感想
最終的には面白かったと思えた映画でしたが、序盤は作品の世界観に中々入り込むことができず、「映画選びに失敗したかな・・・」と思ったこともありました。
1分で話した内容の他に、この映画の見どころと感じたところ、面白くないと感じたところを紹介します。
見どころ:役者を見るのが楽しい!
SexyZoneの中島健人をはじめ、旬の若手芸能人が多く出ています。
期待に違わず、見ているだけで十分に楽しめる輝きを放っていました。
中島健人(SexyZone)
主人公。
腹筋が綺麗に割れている。
引き締められた”剛細マッチョ”に目を奪われた。
鍛えられた背筋、肩周りの筋肉がとてもセクシーだった。
海岸での水着シーン、温泉での入浴シーンは必見だ。
中条あやみ
ヒロイン役。
衣装のせいか金髪のせいかは分からないけど、どこかピンと来なかった。
チアダンの主将役の印象(しっかり者の主将)が強かったせいだろうか?
配役との組み合わせの問題だと思う。
暴力的だけどいじらしい乙女を懸命に演じている姿は良かった。
池間夏海
抜群の存在感を放っていて目が離せなかった。
子ども時代の出会いを大事にするメルヘンチックさ。優しさ。
クラスの中で目立たないけど可愛いという貴重なポジションにピタリとはまる清楚な可愛らしさを存分に見せていた。
少し鼻が丸い気もしたけど、それも含めて可愛い。
彼女を見れただけでもこの映画を見た甲斐があった!
DAIGO
ヒロインの監視役としてあらゆる場面に出没する美味しい役。
コミカルさが出ていて良かった。
ただ、一つだけ。
拳銃を向けているシーンで銃身が微妙に震えているのが気になった。
一応マフィアの幹部?なんだからビシッと構える格好良さを見せて欲しかった・・・。
面白くないと感じた点
鮮やかすぎる水色
パステルカラーの鮮やかな水色が随所に使われていて、目に痛かったです。
漫画の表紙を見ると同じ色をしていたので、原作の再現だったようですが、僕にはその色だけが凄く目立って浮いている感じがしました。
注意を引かれてなかなか世界に没頭できませんでした。
イマイチな演出が気になった
元々がラブコメということで、ポップでギャグっぽい感じを出したかったのだろうけど、どうにも中途半端な感じがして馴染めませんでした。
中途半端というか、噛み合ってないというか・・・。
僕なりに考えた理由はこれです。
・演出の一貫性がない
・リズムに乗れてない
映画でもブログ記事でも同じだと思います。
その世界に没頭していくためには、”安心”が必要です。
世界観を乱すような演出が入ったり、そのリズムが中途半端だったりすると、見ている側が流れを掴めなくなります。
「えっ、どういうこと?」と不安になって、その世界から間合いを取るようになります。
エンタメの大敵なんだなあ、と改めて感じるきっかけになりました。
以上が「ニセコイ」を見た感想です。
ちなみに、一緒に連れて行った小学校2年生の子は笑って見ていました。
チアダンの彩乃を好きだったので、馴染みやすかったということもあると思いますが、楽しい映画だということには間違いないようです。
原作も知らず、キャストに特に思い入れがない僕としては、十分に楽しめた映画でした。
何も考えず、ギャグだと思って、楽しんで見てください!