住んでいる家のことでちょっとしたトラブルがありました。
リビングと廊下を仕切る引戸が動かくなるというトラブルです。
引き戸を動かすとギギギギという耳障りなひっかき音とともにレールの装飾部分にどんどん傷が増えていくという状態になってしまったんです。
自力で解決しようと頭を悩ませましたが、結果としてダイワハウスのサポートセンターに相談したら瞬く間に解決しました。
サポートセンターの方の手際の鮮やかさと対応に感激したのと、引き戸の仕組みについて新しい発見がありましたので記事で紹介します。
引き戸が動かなくなった!
・引き戸が動かなくなった
我が家のリビングと廊下をしきる扉は、引き戸にしています。
天井まで高さがあってガラスのスリットが入っているタイプです。
↑ 動かなくなった引戸です。
ところがある頃から、この引戸に異常が見られるようになりました。
- ある地点までスライドさせると急に動きが重くなる
- 力を入れて引っ張ると「ギギギ」と金属がこすれ合う音がする
- レールの装飾部分に無数の傷が・・・
これは異常事態だ!ということでネットで検索すると出てくるのは「戸車の交換」「レールの交換」というもの。
他には「毛やゴミが戸車に絡まって動かなくなった」という記事もありました。
試しに引き戸を外して確認してみたら、車輪にゴミが詰まって回転が悪くなっていたのでゴミを取り除きました。
すると戸車の車輪は回るようになりましたが「ギギギ」という異音は止まりませんでした。
どうやら車輪の詰まりが原因ではなかったようです。
悪いのは戸車?レール?
僕には戸車が悪いのか、レールが悪いのかを見分ける知識がありません。
頑張って対処をしても、悪くない方をいじってしまっては空振りに終わる可能性も大です。
でも戸車の交換なら僕でもできそう・・・ということで、とりあえずAmazonで605円のそれっぽい戸車があったので試してみることにしました。
↑ Amazonで購入した戸車。
ポチった翌日にはポストに戸車が。
この早さ、さすがAmazon!さすがAmazonプライム!です。
取り付ける前に戸車が原因なのかを確かめようと思い、戸車だけをレール上で転がしてみました。
そうしたら「ガリガリ・・・」の音が。
戸車ではなさそうです。残念。
買った戸車はとりあえず故障時の在庫予備に・・・。
これで異常の原因はレールである可能性が高くなりました。
こうなると自分では難しい。
ちょっと考え込んでしまいましたが、すぐにあることを思い出しました。
ダイワハウチュ?
僕は一戸建てを7年前に購入しました。
その時に選んだ住宅メーカーはダイワハウス。
大手ハウスメーカーです。
そういえばダイワハウスは、大手ハウスメーカーらしく24時間対応のサポートセンターを備えています。
購入時の営業さんへ連絡してもおそらくOKなのですが、僕の担当営業さんは他県へ転勤してしまっていたのと、この日は8月15日でお盆期間中だったこともあって、サポートセンターへ連絡することにしました。
資料から電話番号を探して、早速TELしました。
ダイワハウスのサポートセンターに頼んだらあっさり解決
多くの企業さんがお盆休みを取っている時期であり、繋がらないかも・・・と危惧しましたが、期待を裏切って無事オペレーターに繋がりました。
一通り症状の説明をしたところ、「折返し地域の支店から連絡させるけれどもお盆休み明けの翌日以降になる」との説明でした。
そりゃしょうがないですよね。
さっそく次の日の夕方頃、近くの営業所から連絡がありました。
状態を見させてほしいとのことで、たまたま都合が良かった翌日に来てもらうことに。
やってきたのは支店のサービスセンターのスタッフさんが2名。
スリッパ持参です。丁寧!
問題の引き戸を一旦取り外すと、その下にあるレールをチェック。
あっさり原因を見破ると、そこからものの5分で修繕を終えてしまいました。
もちろん、原因と修繕内容の説明も丁寧にしてくれました。
引き戸がスルスル動くのに改めて感動!浮ついた気持ちで「対応費用はいくらですか?」と聴いたところ驚きの返事が。
「今日の修繕費用はいりません」
なんと!
確かに材料費はかかっていません。
でも出張費と手間賃くらいは請求してもよさそうなものです・・・。
(プロのノウハウには費用を支払うべきと思ってますから、支払う気も満々でした)
さすがのサービスだなあと改めて感激しました。
症状の原因
説明を受けた内容は次のとおりでした。
・レールの高さが調整できる方式のもの
・使用により調整ネジが緩んできたのか、レールが下がっていた
・レールが下がることで戸車の車輪を支える金具がレールに当たるようになっていた
・引き戸を外す
・レールの真ん中のゴムの部分を取り外す
・固定ネジと調整ネジが見える
・固定ネジを緩める→調整ネジでレールを上げる→固定ネジを締める
・ゴムの部分を戻す
↑ 記憶のためのメモ
また、作業の際に気を付けることも教えてくれました。
・いきなり調整ネジを回そうとしない。必ず固定ネジを緩めてから。
・調整ネジは通常のドライバーは使用しない。ドライバーのプラス1を使用する(ネジ部分が深いものだそうです)。
↑ 小さい方が調整ネジ。調整ネジを回すとレールが上下しました。
ついでの話で、天井までの高さの引き戸でガラスのスリットが入っているタイプは、ガラス部分の重さがあるため少し下がり易くなりやすくなっているかも・・・とのコメントもありました。
同じ症状が出たとしても、原因と対処方法がわかったので次は自分で対応できそうです!
※作業を見ていた感想として、実際にレール高さを調整するときには、戸車が擦らないようにするのと、天井にあるブレーキ機構がちゃんと動作するかどうかを気を付けないといけないようです。
引き戸のトラブルまとめ
今回の引き戸トラブルをまとめます。
・原因はレールの高さが低くなっていたことだった。
・調整ネジでレールの高さを上げてやれば対応できた。
・ダイワハウスサポートセンターに電話したら3日で解決した。
・自分でやることも大事だけど、専門家に見てもらうのがやっぱり早いし確実
・ダイワハウスのサポート体制に感謝
トラブルは大変でしたが、いい経験になりました。
専門家に相談するのって大事だなあと痛感しました。
ハウスメーカーのサポートも上手に活用できれば、持ち家ライフがもっと楽しくなりそうです。
※この記事のようなトラブルが起きたとしても、引き戸のメーカーや種類等で対応は変わってくると思います。あくまで個人のメモですのでご注意ください!