UVERworld大好き、霧島もとみです。
2019年12月21日に横浜アリーナで開催された「TAKUYA∞生誕祭」に行ってきました!
前日の東京ドーム・男祭りFINALに続いての2日間連続参戦です。初めての横浜アリーナでTAKUYA∞生誕祭に参加できるという嬉しさ。更に今回は2年振りの「女祭り・男祭り同時開催」という滅多にないライブという喜びも加わって、テンション上がりまくりです。
- 東京ドームで男祭りに区切りを付けたUVERworldがどんなライブを見せるのか?
- 女祭りvs男祭りに割れた会場がどんな盛り上がりを見せるのか?
- 横浜アリーナのライブはどんなものなのか?
TAKUYA∞生誕祭の空間を横浜アリーナで体験してきた、その感想をお届けします。
いざ横浜アリーナへ!
これが横浜アリーナ…。
想像していたよりもシンプルでシックな感じ。
前日の東京ドームと比べると会場周辺の人数は少ないですね。45,000人→12,000人ですから当然といえば当然かもしれません。
正面入口側にはUNSER TOURのフラッグが飾られていました。
座席は2Fスタンドのステージ側に近い後方座席。
後方とは言いながらもステージをかなり近く感じました。とても見やすい観客席の配置に驚きました。
前日の東京ドームでも似たような場所に座っていたのですが、それと比べて半分くらいの距離の体感です。
参考に東京ドームの時の写真を貼っておきます。(なお東京ドーム男祭りでは「ライブ終了後にステージの写真を撮ってOK!」のアナウンスがありました。)
参考:東京ドーム男祭りの写真。
横浜アリーナでは半分くらいの距離に感じました。
さてこの日は女祭りvs男祭りということで、女性側は白色に、男性側は赤色にほぼ染まっていました。
紅白歌合戦さながらのライブ合戦が繰り広げられる訳ですね。
10分前位から早速女vs男の煽り合戦が開始。
どちらも腹の底からの声で負けてない感じです。密集したアリーナのスタンディング席も、スタンド座席も変わらず盛り上がります!
さて、そんな中で開催されたTAKUYA∞生誕祭のライブがどうだったのかというと、
やっぱりというか、
最高でした。
その中から、特に印象的だったことを3つ書かせていただきます!
その1:女vs男たちの圧倒的な熱狂が凄い!
この日のアリーナ席は座席なしの完全スタンディングでした。
中央に花道が用意され、ステージに向かって右側が女性スタンディング、左側が男性スタンディングに分けられた配置です。
このスタンディングの盛り上がりが凄かった!
特に男たち、いや、男どもの圧倒的な熱狂が凄かったです。
TAKUYA∞が花道に登るやいなや、TAKUYA∞めがけて次々と人の波の上を転がっていく男ども。
DVDで見ていたよりも数が全然多くて、サバくスタッフさんはもう常に戦っている状態。
引っ張り上げて横へ送っては、また引っ張り上げる。送る。引っ張り上げる…。
男どもも少しでもTAKUYA∞に近づこうと、拳を重ねようと全力で抵抗するから、もう大変。
スタッフさんも常に全力です。
その一角はもうライブなのか格闘技なのか分からない状態でした。
あまりの激しさに「何でそこまでやれるんだ?」と不思議に思ったりもしましたが、
TAKUYA∞が「UVERworldの音楽が好きすぎて、アガリ過ぎて、どうしようもなくてブチ上がりたい奴は来いよ!」的なことをMCで言っていたことを考えると、そこに立たないと分からないお祭り感が、熱狂があるんだろうと。
次々と群がっていく姿には正直「馬鹿…?」と思ってしまうところもありましたが、よくよく考えたらこのライブにわざわざ四国から(しかも体のアクシデントを抱えながら)東京・横浜まで来る私も十分な馬鹿なので、やっぱりUVERworldが好きな男の表現方法の一つなんだと納得してまいました。
ということで彼らの熱狂に自分も想いを乗せて、拳を重ねていた時には自分の拳を重ねるようなイメージをして、楽しんでいました。
勿論、スタンディングだけじゃなく、会場全体の熱狂も凄かったです。
女vs男が張り上げる歌声と歓声はアリーナに重厚に響き、完全に沸騰していました。
同性の一体感と異性への対抗心が刺激になっているんでしょうか?通常のホールライブよりも爆発的なテンションが感じられて最高に楽しかった体験でした!
その2:生誕祭ならではのセットリストが熱かった!
TAKUYA∞生誕祭では、TAKUYA∞が好きな曲でセットリストを組みます。
これがどんなセットリストだったかというと、完全に予想外な曲を織り込んだ「斜め上を行く」熱いセットリストでした!
1.UNSER
2.7th Trigger
3.ROB THE FRONTIER
4.激動
5.ナノ・セカンド
6.D-tecnoLife
7.EDENへ
8.ODD FUTURE
9.stay on
10.境界
11.Making it Drive
12.counting song-H
13.Q.E.D.
14.PRAYING RUN
15.ConneQt
16.和音
17.Massive
18.Touch off
19.Don’t Think. Feel
20.零 HERE
21.IMPACT
22.AFTER LIFE
23.0 choir
24.MONDO PIECE
25.クオリア(エンドロール)
オープニングの真太郎のドラム・ソロから続いた「7th Trigger」で会場のヴォルテージは跳ね上がり、5曲目の「ナノ・セカンド」では
「ここで?」
「早くない?」
とざわめきが起こる異常なテンションに。
その後TAKUYA∞が「次は何の曲をやると思う!?」と会場に投げかけた後の
D-tecnoLife。
まさかのメジャー・デビュー曲!!
初めてライブで聞くよ…という驚きもありましたが、この曲の盛り上がりがとにかく凄かった!!
十何年前の曲がこんなに盛り上がるのか。
ビジュアル系な曲だと思ってたけどこんなにロックな曲だったのか。
とUVERworldのライブパフォーマンスに改めて驚かされました。
全体的には激しく盛り上がる曲を多めに入れながら、間に「counting song-H」なんて曲をやって泣かせてみたり、「ConneQt」で女性たちに向き合ったりと、バリエーションに富んだ熱いセットリストでした。
最後は「0 choir」からの「MONDO PIECE」。
「0 choir」は女性の声がやっぱり合うなあと思いました。男祭りのも良かったですけど、男女が半々で入り混じった「0 choir」の始まりの合唱はとても綺麗でした。
そして「MONDO PIECE」で会場中が一体になり、揺れて、歌う。最高のエンディングでした。
そこにエンディングロールの「クオリア」が涙を誘う。完全にやられました。
2時間をあっという間に感じた、TAKUYA∞生誕祭に相応しい最高のセットリストでした。
その3:横浜アリーナの音が凄い!
横浜アリーナの音は、物凄く厚く、クリアに聴こえました。
昨日の東京ドーム(音量を下げていた)と比べても一目瞭然。
ドラムはビシビシに体の芯に響いてくるし、
ベースも叩きつける感じがドンと来るし、
ギターの音のキレはモノ凄いし、
サックスも華やかだし、
TAKUYA∞のヴォーカルは天に抜けるように聴こえる。
これは凄い!と圧倒されました。
音の迫力・綺麗さ・鮮やかさで言えば、今まで僕が参加したUVERworldのライブの中でも一番だと感じました。
EDM系の曲調が多いと言われるUNSERの曲も、ライブでは圧倒的な楽器の音により完全にロックです。
なかでも今回印象的だったのがMASSIVE!
浮かびあがったステージで演奏する4人の姿に演奏の音が恐ろしいほど映えて、空間が切り取られたような芸術的な美しさを感じました。
特にギター演奏の音…!
綺羅びやかで、鮮やかで、かつ重厚な響きで体の中心から貫かれた感覚がありました。
まるで閃光のように音が駆け抜ける。
横浜アリーナの音×UVERworldは最高に楽しいものでした!
そのほかの感想
特に印象の強かった3つのことを書きましたが、とにかく最高に楽しい生誕祭のライブでした。
真太郎は男たちの顔を見て「昨日の男祭りよりも、お前らいい顔してる(笑)」と嬉しそうに笑ったり、
TAKUYA∞は「この形、結構好き。男と女で違う向き合い方が出来るっていうか。癒やしがあるのがいい」と穏やかな表情を見せたりしながら、
激しい曲では花道に飛び込んで大暴れする。この動と静というか、激と優というか、その両方が楽しめるのが女祭りvs男祭りの楽しいところでした。
あと生誕祭ならではの祝福ムードも楽しめるポイントでした。
MCはずっと楽しそうな感じでしたね。
そうそう。前日の10kmRUNを振り返ったMCでは何と1,200人が一緒に走ったという驚愕のエピソードを紹介し、その時に警察に怒られたことを話していたのですが、
「また警察に逮捕されるところだったよ(笑)」
というTAKUYA∞の自虐ギャグにめっちゃ笑ってしまいました。
あとはそう!
信人落下事件も忘れてはいけません。
ライブ中盤やや手前、「境界」の演奏が終わろうというその時。
ステージ前方にあるせり出し部分にTAKUYA∞がいて、そこに信人が行こうとしたとき、その信人の影がふっと消えたんです。
えっ?今、消えた?と思ってよく見たら、せり出し部分の床がぽっかり空いている。
上の蓋というか床?が無くなっていて、そこに信人が落ちてしまったらしい。
何が起きた?
誰か落ちた?
怪我は大丈夫?
とざわざわする会場。
大きな怪我はなかったみたいで、予期しないハプニングに笑いが起こるTAKUYA∞。ライブの張り詰めていた空気がいったん緩んで日常的な雰囲気が会場を包んみました。
無事に信人がステージ上に戻って、じゃあ次の曲は新曲を…といっても何だか空気が締まらない。
TAKUYA∞がMCで空気を立て直そうとしたけど、それでも変えることはできずに「もういいか!やっちゃえ!」と「Making it Drive」に行くという不思議な展開になりました。
怪我しなかった?というドキドキと、ハプニングによる独特の空気感がたまらなかったです。
(とはいえ、本当に怪我が無くて良かったです…)
そんな訳で味わった感動と楽しさの大きさに比べたら少ししか書けていませんが、
本当に楽しいTAKUYA∞生誕祭のライブでした!
映像化されるかは分かりませんが、もしされればこれも絶対に買って楽しみたいと思います!
東京ドームの男祭りFINALと横浜アリーナのTAKUYA∞生誕祭、この貴重な2日間のライブに参加できて本当に良かったです。UVERworldクルー冥利に尽きます。最高に楽しかったです!
難しいかもしれないけど、やっぱりまた行きたい!そう思わずにはいられないライブ体験でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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