梅という題では書けない理由が何かを考えてみよう。【3000文字チャレンジ】

こんにちは、霧島もとみです。

3000文字チャレンジです。

今回のお題は「梅」なんですが、正直見送ろうと思っていました。なぜなら僕には書けない題ではないか…と感じていたからです。

書くことが無い、という訳ではありません。むしろ書けることはたくさんあります。山ほど…いや、海ほどあります。そういえば山と海はどっちがマス的に多いのでしょうか。考えるまでもなく海ですね。ていうかそんな話はどうでもいいですね。

だけど書けませんでした。

書くことはあるのに、書けない。

だから今回の題は諦めようとしていましたが、腰痛で横になっている時にふと、

書けないことを書けばいいんじゃないか?

ということを思い付きました。

確かに書けます。書けない理由を書ける範囲でえいやっと掘り起こして3つのポイントくらいに絞り、つらつらと説明すれば3000文字くらいはすぐにいけるでしょう。

でも大きな問題がありました。それは「そんなものを読んで誰が面白いんだ」という問題です。

書けない理由を、おそらく個人的な理由を書かれたって面白くないんじゃないか?有名人とか知り合いならまだしも、匿名雑記ブロガーの個人的な話の何が面白いの?と考えてしまうわけです。

ならば、エンターテイメントにするしかない。
それにはあの人の力を借りるしかない。そうだ、あの人の…

「ピンポーン」

…はい、どなたでしょうか。

「私、なんでもカウンセラーの皆川恭也と申します。近くにお店を開くことになって挨拶に回っています。何かお悩みのことがありましたらお力になれるかと思いまして…」

飛んで火にいる夏の虫。
いや、瓢簞から駒?塞翁が馬?

というわけで今日は「梅という題では 書けない理由が何か」について、なんでもカウンセラー・恭也氏をゲストに迎えて考えてみます。

「梅」という題…なぜ書けないのか?

「ではズバリお聞きしまふ。なぜ書けないんですか?」

…その前に、何ですか「お聞きしまふ」って…。バカにしてるんですか?

「いやいや!気に障ったなら誤ります。フリック入力を間違えただけなんですけど、意外とそのままにしてても面白いかなーと思っちゃって。駄目でした?」

…「は」は「す」の下にあって、確かに僕もよくやる間違いですからね…。まあいいですよ。で、何でしたっけ…。

「はい。書けない理由が何かって話です」

…いきなり直球だったんですね。誤字に気が取られて気づきませんでした。えっと…こういう事だと思います。

・とある個人的なエピソードが思い浮かぶ
・その印象が強すぎて、他の事が書けない
・そのエピソードはリスクが高くて書けない
・だから何も書けない

「なるほど。霧島さん」

…はい。何でしょうか。

「こんな重要な事を私なんかに話してくれてありがとうございます!私は今、猛烈に感動しています!!

…な、なんですかそのキャラは。怖いを通り越してちょっと引くんですけど。

「えっ、駄目ですか?その方が心の扉を開いて話しやすいって聞いたんで試してみたんですけど。まあいいです、今日は最後までこれで行かせて貰いますからね。何でも、トライアンドエラーですよ!!」

…試される方の身にもなって欲しいですけど。

「で、嬉しいんですけど、ちょっと理由が分かりにくいですね。それは何故かというと、その『書けない個人的なエピソードが何か』が私には分からないからだと思うんです。それがどんなエピソードかによって、意味が全然違ってくると思うんですよね。で、どうでしょうか」

…えっ?どうでしょうかというと?

「そのエピソードがどんなものか、私に話して頂くわけにはいかないでしょうか?勿論ヒミツは厳守しますよ?」

書けないエピソードとは何か?問題

…いやいや。それはダメでしょ。

「ああ、そうですよね。その気持ち、よく分かります。ビシビシ伝わってきます!でも良かったら、ちょっとだけ、駄目な理由を教えてもらったら嬉しいんですけど、どうでしょうか?」

…気持ちが分かるんだったら、教える必要ないんじゃあ?

「はい!勿論そうです。だからもしよかったらの話ですし、今後のカウンセリングにも影響はありません。ただ、私が嬉しいなって思うだけですから、全然話さなくてもいいんですよ!ホントに全然!!ぜんっっぜん!!」

…何か凄いプレッシャー感じるんですけど…。そもそもですよ?リスクが高いエピソードだから書けないって言ってるのに、それがどんなエピソードかを話すかなんて、できる訳ないじゃないですか。

「なるほど。でも、こんな言葉もありますよ」

…どんな言葉ですか?

「とある高校の校訓を紹介しましょう。そう。やぁれぇばぁ、でぇきぃるぅ

…なんですかそのティモンディ高岸みたいな言い方は。『やればできる』でしょ。

「そう、よくご存知ですね!まさにそうです、やればできる!話せば話せる!さあ、話してみませんか?」

…やっぱりできません。

「そうでふか…残念です」

…どうでもいいですけど、ちょいちょいミスフリックを挟むのやめてもらえませんか?

「でもそれを話して貰わないと話が展開できないんですよね。困ったな…。あ、そうだ。それなら、クイズ形式でどうですか?」

…クイズ形式?

「はい。私がクイズで聞くので、霧島さんはそれに『はい』か『いいえ』で答えてくれるだけでいいです。それなら大丈夫ですよね?」

…それくらいなら…。

「はい決まりです。あっ、ちなみに嘘は駄目ですよ?嘘をついたら私のスタンドが発動してあなたの指をベキッ!とへし折りますから気をつけてください!」

…えっ、スタンドって何?ていうか指をへし折るとか聞いてないんですけど!

「スタンドは漢字で書くと幽波紋です」

…そうじゃなくて!

「では、行きますよ?第1問。ゴゴゴゴゴ…」

…効果音を口で言わないでください。

クイズ開始!話せないエピソードとは何だ!

「そのエピソードは、食べ物に関することである」

…いいえ。

「ほう。梅というからには食べ物かなと思ったんですがねえ。まあいい、続けましょう。第2問。ゴゴゴゴゴ…」

…またゴゴゴゴゴって…。

植物に関することである」

…いいえ。

「ほう。まあ、これはいいでしょう。では次、ゴゴゴゴゴ…」

…ゴゴゴゴゴはやめてもらえませんか?鬱陶しいんで…。

「分かりました。やめましょう。文字数が稼げて良かったんですけどね」

…文字数?

「いえ、こっちの話です。地名に関することである」

…いいえ。

人に関することである」

…はい。

「ほう。人ですか…。人と言っても色々ありますよね…。では、家族に関することである」

…いいえ。あの、ちなみにこれ、何問まであるんでしょうか。

「勿論、無制限です」

…それって、ズバリなエピソードにたどり着くまで終わらないってことじゃあ…。

「いやいや、まさか、そんな!」

…図星でしょ?

「違いますよ!そんなわけ、ないじゃないですか、へへへ…」

…案外、嘘が下手ですね。

「噓じゃないですよ〜」

…じゃあ、あと5問だけにしてもらえますよね?

「5問ですか…」

(この時、恭也の瞳が不気味に光った)

「フフフ。いいでしょう。これを待っていたんですよ。今あなたは自分から『あと5問』と提案しましたね?それはつまり、あなたが心の扉を開けてしまったことを表しているんですよ」

えっ?

「これまで頑なに閉じていた扉が、内側からほんの少しですが、開けられてしまった。もう隠し通すことはできません。あなたの無意識は、これまで以上に身体の表面に出てくるようになりますからね」

…ま、まさか、あなたは…。

「フフフ。そう。私は何を隠そう、メンタリストなんです。Amazon primeで『メンタリスト』を全話見て勉強しましたから、完璧です」

…何だ、パチもんか…。

「パチモンだはありません。では、行きますよ。残り5問。梅は、人の名前である」

…!!

「ほう、動揺していますね?」

…いや、そんなことはないですよ。答えは『はい』です。

「なるほど、梅という人に関するエピソードだと…。フフフ…」

…うう、なんかやばい雰囲気が…。

「色々いますよね、誰でしょうね?芸能人か、歴史上の人物か、親戚とか同級生とか…」

…まあ、そうですね。

「仕事の取り引き先とか、同僚とか…」

…そうやって聞くの、何かずるくないですか?

「私は何も聞いていませんよ?考えを整理するために独り言を呟いているだけです。あとはそう、恋人とか、友達とか…」

…!!

「ほう、友達…?」

…いや、ち、違っ…。

「おやおや、私はまだ何も聞いていませんよ?」

…あっ、そんな…。

「フフフ。もう聞くまでもないって顔ですね。でもおかしいなあ?そんなんじゃ、メンタリストどころか、誰でも見抜けてしまいますよ?」

…や、やばい…。

「じゃあ聞きますよ!残り4問!覚悟して答えてください!」

…っっ!!

「その人物の名前は、梅澤である!

…いいえ。

梅井である!

…いいえ。

梅本!!

…いいえ。

梅木!!

…いいえ。ていうか、もう残り4問使いきってしまいましたけど…。

「えっ、嘘!?いつの間に!?」

…なんで貴重な4問を、名前当てクイズに使っちゃうかなあ…。

「そ、そんなつもりはなかったのに…」

…(カリ…)

「はっ?何だ?かり梅をかじる音が聞こえる…」

…あんた、本当はメンタリストなんかじゃないだろう?その名前で人を動揺させてプライベートなことを聞き出そうなんて、ね。…あやうく騙されるところだったよ…。

「聞いたことがある。そいつは、物事が自分の思い通りに進んでいると確信した時、食うんだ、アレを…。ま、まさか!」

 

あんた、嘘つきだね。

 

って、メチャクチャ面白いけど意外に知られてない嘘喰いオチなんて(しかも急展開過ぎ)、誰も分かんねーだろ!!

もうええわ!!

という訳で、梅のエピソードは明かされず、結局お蔵入りになりました。

話は変わりますが、「嘘喰い」は僕が超絶おすすめするギャンブル&バイオレンス漫画の傑作です!主人公・斑目貘がかり梅が好きということで、無理やりオチに使ってみました。

今回は(も?)本当に意味のない話ですみません!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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