「わたしは馬鹿だから」「頭が悪いから」という言葉がNGワードな理由について

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霧島もとみです。

先日、あるところでこんな無茶ぶりな頼み事の光景を見かけました。

こんな書類が届いたけど、馬鹿だから全然分からないんよ。ちょっと見てくれない?電話してくれない?解決してくれない?

とある男性

頼まれた人も知らない内容らしかったんですが、とにかく「馬鹿だから」「分からない」「教えて」の勢いが凄く、なかなか断れずに困っていたみたいでした。

それを見ながら「こういう『馬鹿だから』で相手を困らせる人っているよなあ…」と思っていたんですが、そういえばこういう人って多い気がします。

あなたの周囲にもいませんか?

僕は結構思い当たることが多いんですが、ふとここで「私は馬鹿だから」って言ってしまう理由は何なんだろう?という事が気になりました。

そしてピンと来ました。

「私は馬鹿だから」と言うタイプは経験上2種類に分かれること。

「私は馬鹿だから」で思考停止したくなる理由。

その思考停止に陥らないためのオススメ方法。

今日はこれを紹介させていただきます!

私は馬鹿だからと発言する人の2パターン

僕の経験上、「私は馬鹿だから」と発言する人は2つのタイプに大きく分類できます。

・思考停止タイプ
・偽装タイプ

の2つです。どちらも厄介~なタイプです。

その1:思考停止タイプ

思考停止、つまり考えることを諦めているタイプ。

つまり自分自身に対して「頭が悪い」という理由を与えることで、理解しようとする努力を放棄している人です。厄介ですね。

なぜ厄介なのかというと、このタイプの人は代行を要求することが多いからです。

頭が悪いから頑張っても理解できない…

頭が悪いのは自分のせいではないから仕方がない…

という被害者意識にも似た思考法で「頭が悪い」ことを免罪符のように振りかざし、ちょっと面倒なことがあるとすぐに代行を要求してきます。

「私は頭が悪いから分からないけど、あなたは賢いから分かるでしょ?」というような感じで丸投げしてきます。タチが悪い場合には、結果に対する責任も丸投げしてきたりすることがあるので注意が必要です。

しかも本人には悪気が一切なかったりするのがなお困りものなんですが。。。

時間と労力を一方的に奪われることになるので、付き合っても良いことがないタイプですね。

その2:偽装タイプ

偽装、つまり頭が悪いことを装うタイプです。

本当は「頭が悪い」などとは考えてなくて、むしろ自信に満ち溢れているのに、口だけで「頭が悪い」と言ってくる人ですね。これも厄介なタイプです。

本当は知っている、あるいはやれば出来ることは分かっているけど、作業を丸投げしたい!

相手を試してマウントを取りたい!

こういう目的で偽装してくることが多いです。

思考停止タイプとどうやって区別するかというと、口調や外見で判断できることが多いです。

・目がギラギラしている
・自信が全身から溢れている
・身なりが良い

口で「頭が悪い・・・」なんて言っていても、全身から醸し出す雰囲気でそれを否定しているので見分けるのは比較的簡単です。

厄介な理由は、このタイプは攻撃性が高い人物が多いことです。

隙があればすぐに口を挟み、攻撃してきます。

逆に万全な対応を行うことができれば、認められて人間関係を構築できたりもしますが、どちらにしても僕は遠慮したいタイプです。

ということで2つのタイプを紹介しましたが、多いのは思考停止タイプの方だと思います。

なぜなら「分からない」という状態はストレスが高いので、人間の性質として、それを回避するために思考停止という手段を取りがちだからです。

「分からない」は確かにストレスが強い

「分からない」という状態に人間は強いストレスを感じます。

それは、人間がコントロールできないものに対して、強いストレスを感じる仕組みを持っているからです。

自分がコントロール出来ないものは、自分に対して危険を与える可能性があります。その危険を避けようとするためでしょう。

本能が「逃走or闘争」の対応を迫るため、ストレス反応を起こします。

こんな経験はありませんか?

例えば、何か作業をしているときに「どれだけやったら終わるか分からない=コントロールできない」状態のとき、大きなストレスを抱えがちです。

もしこれが全体の量が見えていて「終わらせるまでを予測できる=コントロールできる」状態だったら、それほど大きなストレスになることはないでしょう。

コントロールできる・できないという状態がストレスの強さを左右するんですね。

「分からない」ということは自分の理解が及ばないこと。つまり自分にとってコントロール出来ないものだと認識しているということです。

だから「分からない」にものに関わることや、「分からない」という状態であることには強いストレスがかかります。これを皆、経験則で知っています。

この強いストレスを回避するための方法として、「馬鹿だから」「頭が悪いから」と思考停止して問題そのものと関わらないという手段を取るんですね。

これはストレス回避という1点だけで考えれば、非常に優れた方法です。

ストレスを解消するには、その原因であるストレッサーを取り除くのが効果的な手法だからです。

しかも簡単。「馬鹿だから分からない」という呪文を唱えて、関わらないようにすればいいだけ。

クセになる簡単さです。

でも、それじゃ何も解決しないんですよね…。

「分からない」問題へのオススメ対処法

解決しなくてもいい問題なら、関わることをやめればOKです。

しかし解決が必要な問題に対して「馬鹿だから」と思考停止していては、いつまでも前に進みません。

周囲からも困った人だと扱われてしまうでしょう。

そこで、そんな時に使えるオススメの対処法を紹介します。

それは、理解できるという根拠のない自信を持つという方法です。

「根拠のない自信」でストレスを軽減する

何か分からない話だな~と感じたとしても、

「そのうちに理解できる!」

「知識や理由を知れば理解できる!」

というマインドセットに切り替えて臨みます。

こうすることで「これはコントロール可能な事柄だ」というように認識することができます。思い込みで自分自身の脳を騙すんです。

ストレスの原因は、コントロールできないと自分自身が感じること。

それなら、そう感じないように認識を変えてやればいいという発想です。

これで「分からない」という状態から来るストレスを軽くできるようになります。

成功体験があればなお良し!

もしも過去に様々な問題を理解・解決してきた成功体験があれば、それを思い出せばさらに思い込みを強化できます。

なお良し!です。

成功体験が思い出せなくても、とりあえず「できる」と思い込みましょう。

そうすればストレスを回避して、問題と等身大で向き合うことができます。

そして無事に理解できたら、「やったーー!!」と大袈裟に喜ぶ。これも大事です。

この感情が次に新しい問題に向き合うときの成功体験になります。

好循環を生み出す力になるので、更にオススメです。

それでも分からなければ聞こう

日常生活や仕事で「分からないかも・・・」と思うことの大半は、少しの努力で理解することが可能なことばかりです。

ストレスの無い状態で本気で向き合えば、理解できない事なんてそうそうありません。

それでもどうしても理解できない、ちょっとここが分からないという場合は、他人の助けを求めましょう。

「ここまでは理解できたけど、どうしてもこの点が分からないので教えてください」

と聞けば、大抵の人は助けてくれると思います。

まとめ

以上、「私は馬鹿だから」「頭が悪いから」という言葉にピンときた!という話を書かせていただきました。

「私は馬鹿だから」と発言する人は僕の経験上2つのタイプが多く、思考停止タイプ、偽装タイプであること、また、どちらも距離を置きたいタイプであることを紹介しました。

「分からない」状態は強いストレスを与えるため、簡単な回避手段として「私は馬鹿だから」という思考停止に陥りがちですが、ストレスは回避できても問題は解決しません。

なので「自分には理解できる」というマインドセットで、ストレスを回避しつつ等身大で向き合い理解するよう努力することがオススメです。

「私は馬鹿だから」という思考停止の罠はNGワード!絶対に禁止です。

これに陥ることなく、どんどん新しい知識を得て楽しく日々成長していきましょう。

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