UVERworld大好き、霧島もとみです。
2019年12月20日に東京ドームで開催された「男祭りFINAL」に行ってきました!
ドームでのライブ参戦が始めてなのに、その最初が「最後のUVERworld男祭り」な事に数奇な偶然を感じます。
男祭り…。
それは男だけで交わされる本気の会話。
荒々しく盛り上がるテンション。
映像作品で何度となく見て憧れてきた男祭りの空間を実際に感じてきましたので、その感想を書き残しておきます。
いざ東京ドームへ!
物販は最初から諦めていたので(Twitterで見ていましたが早々に売り切れたようでした…)、30分前くらいに会場入りしました。
東京ドーム周辺は人、人、人。
さすがです。
メインゲートには「男祭り 6vs45000」の映像が表示されていてテンションがアガります!
座席は1Fスタンド・1塁側の結構前の方でした。
今回の男祭りでは主催者の特別配慮で、ライブ終了後にステージの写真を撮ってOK!とのアナウンスがありました。ということでライブ終了後に座席から撮った写真がこれなんですが、
赤い!!
スタンドも赤い!!
男祭りの余韻がまだまだ残ってる感じです。
さて、男祭りのライブがどうだったのかというと、
もう。
最高でした。
語り尽くせないほどの感動を味わうことが出来た最高のライブのなかで、特に印象的だったことを3つに絞って書きます。
その1:45,000人の男の歓声が凄い!
東京ドームに詰めかけたのは45,000人の男・男・男。
ライブ開始前からそこかしこで「ハイ!ハイ!ハイ!」と歓声があがり、アリーナからスタンドへと騒ぎが伝播してもう盛り上がりが始まっていました。
通常のライブとは違う光景に緊張してしまう私。
そしてライブが始まりました!
スタート直後こそ少し大人しかったものの、すぐにテンションが上がり始め、最初の真太郎MCが終わったあたりからガガガッと盛り上がりが加速した男たちの歓声がとにかく凄かった!
ドームの中ということで音が良く響くというのもあるんでしょうけど、
野太い男たちの歓声が。
叫び声の圧が。
ドームを完全に制圧してました。
もうTAKUYA∞の歌が聞こえないくらいの音圧です。
TAKUYA∞が話していたんですけど、この日、音量は少し絞っていたそうです。
なんでも前日のライブで「6分(曲?)間で4件の『音が大きすぎる!!』という苦情がきた」らしく、その対応との事。
それを受けて「周りに迷惑かけてまで盛り上がりたいんじゃないんだよ!音量が大きくなきゃ良いライブにならないのか?違うね!」「音が大きくなくてもロックは出来るんだよ!」ということで、音量を下げたそうです。
これを言い切ったTAKUYA∞格好良すぎです!
しかしIMPACTでは、
「お前らの声が大きすぎてドームを出禁になったら、俺は本望だ!!」
と燃えるようなMCを入れ、これを受けて会場のテンションは爆アガリ。
45,000人の男の吹き上がるような歓声がドームを包み、今まで感じたことのない空間に背筋がゾクゾクしっぱなしでした。
他の曲も、例えば「PRAYING RUN」「ナノ・セカンド」「Touch off」などの歓声も凄かった。
スタンドから反響する歓声にゾゾゾっとすることが何度もありました。
これが45,000人の男(真太郎いわく45,000本のバットと90,000個のキ◯タマ)が作り出す光景なんだと、腹の底から感じました。
ところで今回の男祭りFINALでは、アリーナ席にも座席が置かれ、公演前に「座席から動かずに楽しんでください。肩車もやめてください。気持ちは分かりますのでお願いします」というアナウンスがありました。
ですので、いつもの男祭りのようにスタンディングした男たちの上を裸の男が流れていったり、TAKUYA∞の周りに男たちが群がったりという光景はありませんでした。
音楽を楽しんで欲しいというUVERworldのメッセージでしょう。
そしてそれを守る45,000人の紳士たちも流石でした。
その2:新旧織り交ぜたセットリストが熱かった!
「Don’t Think.Feel」から始まったセットリストは、新旧を織り交ぜたまさに男祭りの歴史を感じるセットリストでした。
最新アルバム「UNSER」の曲を入れながら、「激動」「KINJITO」「UNKNOWN ORCHESTRA」などの曲も入れてくる。
もちろん定番の熱い曲「No.1」「ナノ・セカンド」「CORE PRIDE」も入っていて、男祭りらしい盛り上がりを演出していました。
ラストに向けては「これは終わりではない。ここから始まる」というMCからの「0 choir」、そして「7日目の決意」。
この日聞いた「7日目の決意」は、今までで聞いた中で最高のものでした。
男祭りに込めた8年間のTAKUYA∞の想いが、
会場に集まった45,000人に向けた想いが、
目の当たりにした最高の景色に向けた想いが、
全て込められたような圧倒的な歌唱に会場中が聴き入っていました。
私も泣いてしまいましたし、周りを見てみたら、かなりの男たちが目を潤ませていました。
こんな感動的な終わり方なんだ…。
TAKUYA∞も大人になったなあ…。
そう思っていたら、その後のMCで
「俺達は金とかのために音楽をやってるんじゃねぇーぞ!!!」
というような熱い叫びが入って「おおっ!!」と沸く会場。
やっぱりTAKUYA∞だ!ロックな男だ!となってからの「MONDE PIECE」は、最高の締めになったと思います。
熱い、そして記念に残るセットリストでした。
その3:男祭りは幕を閉じた。本当のFAINAL。
今回の男祭りのMCでは、男祭りの歴史と、そこに向き合ってきたTAKUYA∞の想いが語られました。
8年前に東京ドームでライブを始めてやったとき、会場の95%が女性だったこと。
それに対して「このままじゃ俺たちは終わってしまうんじゃないのか」「男に届く音楽をやっているはずだ」という不安や焦りを感じ、それから男祭りを始めたこと。
最初は人数が集まらなかったけど、それから会場を埋めることができ、武道館、横浜アリーナ、埼玉スーパーアリーナ、そしてこの東京ドームへたどり着いたこと。
そして今日のライブでずっと引っかかっていた「男クルーへの拘り」を終わらせたいと考えていること。
前回の男祭りでも話していたことですが、この日の男祭りではTAKUYA∞の口からより具体的に、はっきりと語られました。
そしてライブの終盤のMCでは、全てを出しきったような晴れ晴れとした表情で、
「呪いを終わらせることができた」
「男とか女とか、国とかも関係ない。男が男を好きになったっていいし、女が女を好きになったっていい。音楽ってそういうもんでしょ?」
と『男』というものに囚われてきた自分自身の感情を昇華させ、
「これで男祭りは一旦終わります」と明確にピリオドを打ちました。
そして今日見た45,000人の景色が最高のものであったこと、終止符を打てたことが集まってくれた男たちのおかげであることへの感謝を告げ、男たちの歓声で祝福されました。
男祭りが最後を迎えたその瞬間は、寂しいようでいて、しかしUVERworldが大きな変革点を間違いなく迎えた喜びがドームに溢れていたように感じました。
この時をクルーの一人としてUVERworldと共有できたことが、本当に嬉しかったです。
そしてライブを締めくくる最後のメッセージ。
UVERworldがライブを締めくくるメッセージは、いつもこう決まっていました。
「新しい時代に足跡付ける。俺たちがチームUVERworld、よろしくどうぞ!」
ところが男祭りFINALでは、少し言い慣れない様子で、でもはっきりと、
「新しい時代に足跡付けた!」
と告げました。
UVERworldにとって、本当に記念すべきライブだったことの証でしょう。
忘れたくても忘れられない夜になりました。
おわりに
特に印象の強かった3つのことを書きましたが、本当に見どころが多かった最高のライブでした。
それぞれの曲のパフォーマンス。
バイクで移動するタクヤ&真太郎。
ラッキーガールとの絡み。
何の脈絡もなくワイヤーで宙を舞う(?)TAKUYA∞。
そしてドーム×男45,000人という空間。
本当に参加できて良かったと思います。直前に身体に大きなアクシデントがあって参加を諦めかけたこともあったのですが、何とかそれをくぐり抜けて、参加できたことに感謝です。
ライブのブルーレイの発売も待ち遠しい。
そして今日は横浜アリーナのTAKUYA∞生誕祭「男祭りvs女祭り」に行きます!
男祭りFINALを終えたUVERworldがどんなライブを見せるのか?楽しみです!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
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