こんにちは、霧島もとみです。
「とりあえずググる」って言葉をどう思いますか?
僕のようなアラフォー世代以上の方だと「若者はすぐに検索して…」みたいなご意見を持つ方もいたりしますが、
それ大間違いです!!
と僕は声を大にして言いたい。「とりあえずググる」の一歩って果てしなく大きい違いを生む一歩なんです。
そんなことを書いてみました。
「知ってる」「知らない」の差に驚く!
突然ですが、僕は今、YouTubeプレミアム会員の体験利用をしています。
広告が非表示になったり、バックグラウンド再生できたり、ダウンロードしてオフライン再生できたり、プレミアム動画が再生できたりというサブスクリプション・サービスですね。
あまり興味は無かったんですが、「3ヶ月間を無料でお試し利用でき、それ以降継続する時は月額費用をいただきます」というキャンペーンをやっていたので試してみました。
そしたら広告がないことの便利さ、スキップしなくていい快適さが思った以上でして、子供に広告を見せないのもアリかなーと思って継続しようと思ったんですね。
で、iTunesで月額費用が1,550円なんですよ。ちょっと高いかな。でもまあ、少し続けようかなーと思ったんです。
ところが、ある日思いついて「YouTubeプレミアム 料金」でググってみたところ。
なんとitunes経由での月額料金と、YouTube直接の月額料金とで違うことを知ったんです。
この記事を書いている時点で、
- iTunes経由:1,550円/月
- YouTube直接:1,180円/月
なんと月額370円の差があるんですよ。サービス内容は全く同じ。申し込みをする場所が違うだけの話なのに!
そんな差があるなんて考えもしなかった僕は衝撃を受けました。
「これが知ってる・知らないの差か…」
月額370円という金額以上の差があるような気がしてぞっとしました。
そして改めて、「とりあえずググる」ことの大切さを痛感したんです。
「とりあえずググる」ことの大切さ
今回のケースでは380円/月の本来不要な出費を防ぐことができた訳ですが、「とりあえずググる」ことの大切さって何だろう?と考えてみると、思っていた以上に重要だと気付きました。
知らないことを認める一歩
「とりあえずググる」ことは、「自分が知らない」と認めなければ始まりません。
逆に言うとググらないことは、自分はそのことを知っている、あるいは知るつもりが無いという姿勢の表れです。
確たる知識を持った専門家ならいざ知らず、これだけ多様化・高度化した情報化社会で自分がどれだけの事を知っているのかというと、知らないことの方が圧倒的に多いはずです。
それに対して「知らない」と認めることは基本中の基本。
「俺は知ってる」は知ったかぶりなポーズにしか過ぎず、「知るつもりが無い」は情弱の門の入り口です。
とりあえずググるの習慣を持つだけで、「知らない」ことを自然に受け入れて、新しい知識を仕入れることができるようになるんです。
こんな素晴らしいことありますか?
情報リテラシーを高める一歩
とは言っても、こういう人もいます。
「ネットの情報なんて怪しいじゃん」
確かにそうです。ネットには様々な情報が書き込まれていて、正しいもの、誤ったもの、根拠のないものなど玉石混交です。
でもそれはネットだけではない。
マスメディアと言われるテレビや新聞だってそうです。
捏造記事を掲載していた例もありますし、偏向報道や感情的な誘導などがあったり、玉石混交です。
ネットでググってみると、テレビで報道されていることと全く反対のことが発信されているケースも少なくありません。
とすると、大事な点はネット云々がどうとかではなく、
- 自分から情報を取りに行く
- 与えられた情報を鵜呑みにしない
- 情報の正誤を見極める目を養う
という個人の情報リテラシーを高める事になるわけです。
その最初の一歩が「とりあえずググる」なんです。
他にどのような情報があるか。ソースは何か。正確性はあるのか。
とりあずググるだけで情報精度を高めることができる扉が開かれるんです。
これでもまだググりませんか?
目の前に用意された情報だけを信じますか?
考えなくていいから楽ですか?
そもそも知らないことをどうしてるの?
それでも「ググらない」という人の場合、そもそも知らないことをどうしてるんだろう?という疑問が湧きます。
スマホやPCを持っているにも関わらずググらない。
僕の経験上、そんな人は自分自身の経験や知識から「それはこうだ」と言っていることが多いです。
勿論正しいケースもあるし、全然違っている事もあるんですよ。
中には「人から聞いた意見を鵜呑みにしている」というケースが多く、これが一番タチが悪いです。
テレビであの人が言っていたから…
先輩がこうやって言っていたから…
をそのまま受け入れているため、それ以上の思考がなく議論が出来ません。
自分の意見以外は理由なく全否定したりします。
こんなときも「とりあえずググる」習慣があれば、多面的な見方があることを知ることができ、少なくとも1つの意見を鵜呑みすることは少なくなります。
知らないことを知らないままで放っていくことは、生きていくうえでそんなに実害は無いかもしれませんが、危険な状態です。
何かひっかかる事があれば、全然ググっていいんです。いや、ググるべきなんです。
だから僕は「とりあえずググる」
ということで考えてみると、とりあえずググることは良いことばかりです。
だから僕は「とりあえずググり」ます。
その上で必要な知識は体系的に整理し、覚え、いつでも引き出せるように記憶の引き出しにしまって行けばいい。
「とりあえずググる」の一歩は、小さな一歩のようで、長い人生の中では大きな違いを生む一歩になるという話でした。
…まだググらないで消耗してるの?
なんて言ってみたりして。