メンタルヘルス・マネジメント検定で学んだことで自分のうつ期を振り返る(1)不調初期〜発症期

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霧島もとみです。

メンタルヘルス・マネジメント検定2種を今月受験して、自己採点の結果ではおそらく合格しました。

正式な結果は来月なので喜ぶのはまだ早いのですが、勉強したことの記憶が新しいうちに、検定の学習を通じて気づいたことを色々と書いていこうと思っています。

そもそもなぜこの検定試験を受けようと思ったかというと、「メンタルヘルスに関してど素人だったから」です。

僕はメンタルヘルス不調で仕事を一旦休み、その後回復した経験はありましたが、そのことを客観的に見るための知識を持っていなかったんですね。

検定試験の受験を通じて、メンタルヘルスに関する知識を増やすことができましたので、改めて自分自身のメンタルヘルス不調のことを振り返って書いてみようと思います。

僕のメンタルヘルス不調期:やっぱり危険な状態だった

5年ほど前になりますが、僕はメンタルヘルス不調を起こして仕事を一旦休みました。

休んだのは短い期間でしたから、不調の程度はそこまで重度なものではなかったんだとも思います。

しかしその頃の状態を振り返ると、テキストに書かれているようなメンタルヘルス不調に該当することがかなり多くありました。

また、ストレスの状態も高いものだったと考えられるものでした。

メンタルヘルス不調の初期

まず、症状が出始めた頃はこのような状態でした。

  • 下痢・腹痛・胸やけ・食欲不振を繰り返していた。

内科を受診して「過敏性大腸炎だろう」と言われていました。

これ、心身症の代表的なひとつとして挙げられている過敏性腸症候群の症状に良く似ています。

そういえば「あまり繰り返すようなら心療内科を受診してみては」ということを主治医に言われたこともありました。
心身症の可能性もあったということなんでしょう。

ストレス反応としての不調は「身体症状→精神症状→行動の変化や夜会活動性の低下」の順番で現れることが多いとの事ですが、僕の場合も例にもれずこの順番でした。

身体症状が出始めた時点で「あれ?ちょっとストレス大丈夫か?」ということを再確認するべきだったんですね。

メンタルヘルス不調の中期

次に出てきていたのが精神症状でした。

これもストレス反応の順番どおりの反応だったと言えるかと思います。

おもな症状は次のものでした。

  • 朝の不調、憂うつな気分、不安、絶望感
  • 頭痛、食欲減退
  • 興味の減退、快体験の喪失

改めて見ると、うつ病が疑われる状態です。

しかし「自分が頑張らなければ」という気持ちの方が強く機能していたため、仕事や日常生活に支障はありませんでした。

辛かったし、しんどかった。

検定試験を経た今は、はっきりと「もうこのあたりで具体的に手を打たないと危ない」と思えます。

しかし、その当時は目の前の仕事のことで精一杯でしたし、メンタルヘルスの知識もほぼ無かったため、自分の不調に気づくこともできませんでした。

メンタルヘルス不調の発症期

不調の状態が続いた結果、少しずつ「朝、仕事に行けない日」が出てくるようになりました。

朝の1時間がどうしても起きられない日。そんな日が週に1度くらい出るようになりました。

それが次第に2時間、3時間と少しずつ時間が伸びていきました。

このあたりで職場内の保健師と面談をするようになり、精神科の受診を勧められました。

精神症状の悪化を感じて受診したところ「うつ病状態です」との診断名を告げられました。

そのとき僕の中で何か支えが抜けたような感覚があり、その後出勤した職場で泣き崩れて動けなくなりました。

そこから僕は管理監督者の指示もあって、一旦仕事を休むことになりました。

振り返ると、メンタルヘルス不調に多く見られるパターンでの進行だったと思います。

むしろ、傍目にも分かりやすいくらいの不調だったとも言えるかもしれません。

ストレス要因は何だったのか

検定で学んだことから考えられる当時のストレス要因を列記してみます。

記録を取っていた訳ではないので、感覚的なものです。

  • 生真面目、頑張りやという自分自身の傾向
  • 昇進によるストレス
  • 月80時間以上の長時間労働の慢性化
  • 仕事の量的負荷
  • 孤立無援と考えていたこと
  • 家庭とのバランス悪化

どうでしょうか。

さっと並べてみただけでも、メンタルヘルス不調を引き起こすのに十分なストレス要因があったレベルだと今は思います。

でも、当時の僕は「大変だけど仕事だからしょうがない」「自分がやるしかない」としか考えていなくて、むしろこの状態は当たり前だくらいに思っていました。

知識が無いというのは怖いものです。

保健師の面談では「仕事の負担を減らしたほうが良いですよ」みたいなことも言われたような気もしますが、表面的には「そうですねー」と言いながら「いやいや、やらないといけないんだから、そんなこと無理ですよ。ハハハ」と考えていましたね。

ということで、改めて振り返ってみたところ、当時の僕はやはりメンタルヘルス的に見てとても危険な状態だったということが分かりました。

当たり前じゃん!と思われるかもしれませんが、当時の僕は不調こそ感じていたものの、

「とにかくやるしかない」
「自分には出来るはずだ」
「頑張れ、俺」

と考えるばかりで、メンタルヘルス不調に陥るなんてことは全く考えていなかったんです。

とても危険なことです。

やっぱりベースになる知識を持つと、色々なことが見えてくるものですね。

メンタルヘルス・マネジメント検定を受けてみて良かったなと感じています。

 

それでは、次の記事では、「うつ状態からの回復期」を振り返ってみたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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