霧島もとみです。
今日の1分で話せる◯◯は、「いま君に伝えたいお金の話」を紹介します。
Amazonのビジネス・経済売れ筋ランキングで4位(2018年9月24日時点)という勢いのある本。
著者の村上世彰さんとサイバーエージェントの藤田晋さんがゲストだった「徹の部屋」#34でこの本が紹介されていて、興味を持って買いました。
いつもとは違って不思議な緊張感が張り詰めた、とてもスリリングで面白い回でした。
#34:見城徹が村上世彰と藤田晋とトーク #Abemaビデオ で配信中 https://t.co/pUAqRcQud4
— 霧島もとみ (@motomikirishima) September 24, 2018
さて本についてですが、村上世彰さんに対して僕が持っていた怖いイメージとは真逆のやわらかい内容です。
お金の入門書ともいえる「いま君に伝えたいお金の話」を1分で話せる内容で紹介します!
1分で話せる!「いま君に伝えたいお金の話」
「いま君に伝えたいお金の話」という本があります。
著者は投資家の村上世彰さん。
村上ファンドという名前にピンとくる方もいるでしょう。
物言う株主として、あるいは村上ファンド事件で大きくマスコミで取り上げられていた、あの人物です。
しかしこの本に書かれているのは、お金を増やすための方法論ではありません。
テーマは「お金とは何か」ということ。
お金とは道具であり、社会の血液であり、離れられないパートナーだという話など、お金の本質的な話を中心に構成されています。
お金とは違う基準を自分のなかに作ることが大事。
数字に強くなることが大事。
という話が特に印象に残りました。
経済が発展した現代ではお金を価値の中心に置いてしまいがちです。
お金に振り回されないために、
「お金とは何か」ということや、
お金との上手な付き合い方を知っておくことの大切さに気づくことができました。
村上さんが学校で行った「お金の授業」がベースになっているので、分かりやすさも良好です。
お金について新鮮な気持ちで考えられた良書でした。
1分で話しきれなかった僕の感想
僕はまさにお金に縛られた考えをしていました。
- 裕福な人と比べると自分は金が無い。
- 金があれば何でも買える、出来るはず。
- 金儲けをすることにどこか悪いイメージがある。
こんなことが思考の根っこにあったように思います。
なぜそういう思考になっていたのか。
それは「お金」というものの本当の姿を知らなかったからでした。
いま君に伝えたいお金の話で得た気付き
主に3点の気付きがありました。
- お金は便利な道具である
お金は「何かと交換できる」「価値をはかる」「貯める」という3つの機能な便利な道具で、それ以上でもそれ以下でもない。
お金が悪いもののように見えているのなら、お金そのものの問題ではなく、お金を扱う人やその扱い方に問題があることが分かりました。
- お金とは違う基準を自分のなかでつくることが大事
自分のものさしを持たなければお金に縛られた生き方になる。
幸せはお金の量で決まるのではなく、幸せの基準を持ち、お金をどうやって使うかで決まる。
- ミッションという宝物
「やり遂げられるかわからないほど難しいことだけれど、人生を懸けてチャレンジしたいこと。
他の誰かではなくて、自分がやらなくてはいけないと思うもの」をミッションと呼ぶ。
ミッションは働くモチベーションになり、生きがいになる。
最後のミッションという気付きは、ここ1年ほどで持っていた「自分のコンパス」という考え方と、呼び方は違いましたが中身は同じものでした。
西野亮廣さん「魔法のコンパス」「革命のファンファーレ」、前田裕二さんの「人生の勝算」に書かれていたことが、村上世彰さんの本にも書かれていたんです。
自分の人生にコンパスを持つことの重要さがさらに補強された感覚がありました。
実行すること
この本を読んだ後、実行することを3点決めました。
- 自分のコンパスをさらに掘り下げる
- コンパスを強く信じる
- お金との付き合い方を整理する
自分のお金の状況を冷静に考えると、幸いにも目先のお金に困窮している状態ではなさそうです。
この機会にお金について、そして自分の基準=コンパスについてしっかりと考えることにします。