本は図書館で借りる?書店で買う?→買う一択でしょ。という話

霧島もとみです。

読書好きを自称する男がこう話していました。

「本は自分を成長させてくれます。
 時間と空間を越えて他人の経験や考えに触れて成長できるからです」

なるほど、全くその通り。

「そのためにオススメなのが図書館です。
 僕はいつも図書館で本を借りています。
 無料で借りれるし、返却期限が決まっているので読まないといけない気持ちも湧いてくる。
 ぜひ図書館を使ってみてください」

て、ちょっと待て。

その点は僕は賛成できないぞ。

ということで今日は、「本は買うべきだと考える3つの理由」を紹介します。

はじめに:図書館がオススメできない理由

まず最初に断っておきますが、僕は図書館が大好きです。

でも本から何かを得たいという場合には図書館はオススメできません。

その理由はシンプルに3つです。

  • 場所が限られている。
  • 機会が限られている。
  • 本と過ごす時間が限られている。

一つずつ、簡単に触れていきましょう。

場所が限られている

まず図書館は、単純に場所と数が限られています。
市や町に1つあるかないかのレベルだと思います。

住んでいる場所が近い一部の人以外には、行くだけで時間を使ってしまう場所なんですよね。

どう考えてもAmazonでポチった方が効率的です。

機会が限られている。

図書館は公営施設です。
多くの本を揃えることが目的の一つですから、1冊あたりの保有数は基本的に少ないです。

だから人気の本になるとなかなか借りられません。

予約できるようにもなっていますが、人気の本だと20人待ちとかザラです。

読みたい時に読めないのって、最大のデメリットだと思うんですよね・・・。

本と過ごす時間が限られている

図書館の貸出期間は2〜3週間というところだと思います。

当然のことですが貸出期間内に返却をしないといけません。

そうするとその本とはもう会えなくなる。

後で読み返したくなったときや、調べたくなったときにはもう手元にありません。

これは辛くないでしょうか・・・?

それでは、本を買うべき理由について紹介します。

理由1:鉄は熱いうちに打て!

本を読みたいと思ったということは、

何かを得たい・知りたいという衝動が自分の中に起きた

ということです。

この素晴らしい情熱は、悲しいかな長続きしません。
時間が経つと忘れてしまうことが普通です。

仮に図書館で予約したとしましょう。
20人待ちの本なら順番が回ってくるのは数ヶ月後です。

その頃にはもう「なんでこの本を読みたかったんだっけ・・・?」と頭を捻ってしまうことでしょう。

自分の中に湧いた「得たい・知りたい」という衝動は大切なもの。

少なくとも数日以内にその本を手にすることができれば、本の内容は情熱とともに自分の中に飛び込んできます。

よく言われることですが、鉄は熱いうちに打て。

読書もそのとおりです。

そのためには、買うのが一番の近道です。

理由2:熟読すべき本とは長くつきあえ!

多くの本を読んでいると、「これは自分にとって重要なものだ」という本との出会いがあります。

何度も読み返したり、何か気付きを得たときに引っ張り出して読む、そんな長い付き合いをしたくなる本です。

そんな本は、本棚の見えやすい場所に綺麗に並べて、いつでも手に取れる状態にしておきましょう。
背表紙を見るだけで内容が頭の中によみがえってくることだってあります。

また、自分が成長すると、本の読み方が変わってきます。

前は意味が分からなかったけど、あらためて読むと「こういうことだったのか」と納得できることも多くあります。

自分自身を定点観測するためにも本は役立ちます。

そのため、良書とは長く付き合うのが良いんですよね。

一方で図書館の本は借り物に過ぎないので、貸出期間を過ぎたら返さないといけません。
それに気になったことを書き込むことも出来ません。

図書館の本はあくまでも「お客さま」なんです。

長く付き合うためには、やはり買う一択です。

「図書館で読んでみて、気に入ったら買えばいい」ということを言う人もいるかもしれません。

なるほど、そういうこともあるかも知れませんが、気が長い話なので僕はパスします。

理由3:身銭を切る重みを手に感じろ!

図書館を勧める場合、次のメリットを言う人が多い気がします。

「図書館は本を無料で借りられる」

確かに本を買うのにはお金が必要です。

大切な身銭を切って買った本がつまらなかったら、腹も立つしダメージもあるでしょう。

無料で必要な情報が得られるならそれに越したことは無いのかもしれません。

でも僕は、やはり買う一択だと考えます。

大切な身銭だからこそ、買うべきなんです。

その理由は3つです。

  • 本を選択、判断する経験の重みが違う
  • 失敗することも経験になる
  • 本と向き合う姿勢が変わる

限られたお金を使うという行為は、自分自身に選択を迫ってきます。

限られているというそのプレッシャーが、選択と判断の重みをぐっと増すんです。

そのプレッシャーの中で手にした本と、無料で借りてきた本と、重みが違うと思いませんか?

それに選択と判断をすること自体が自分の経験になります。
もしもその結果がつまらない本を買うことになったとしても、「つまらない本」に対する悔しさがより強いものになり、場合によってはネタとして使えるようになるかもしれません。

それに本を買うということは、

その本を買って知りたい・成長したいと考えた自分自身に投資する

ということです。

つまり自分自身を成長させたいという気持ちをより強くするものなんです。

だから必然的に本と向き合う姿勢が変わります。

まさか図書館で無料の本を借りて、ガチャに投資する・・・なんて行動はしていないですよね?

まとめ

本を買うべきと考える理由を駆け足で話させていただきました。

図書館が素敵な場所であることには全く疑いがありませんが、

こと自分を成長させるための読書をする場合には、3つの理由から本は買うべきだという話でした。

とはいっても、僕は庶民ですから一方でコストは抑えたいなあ・・・と思うのも正直なところです。

なので場合によっては古本で買ったり、最近ではメルカリで買ったりもしています。

発売されて間もない本でも、メルカリだと300〜400円ほど安く手に入れられることもあるので、割とオススメなのかなとも思っています。

逆に新品で買ってメルカリで売るという選択肢もありますね。

話題の本なら差し引き500円くらいの出費で済む場合もあり、図書館で借りる手間と待つ時間を考えたら全然アリだなと思います。

良い読書生活を送っていただければ幸いです!
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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