借金ブロガー、霧島もとみです。
この記事では住宅ローン借り換え日記と題して、
- 住宅ローン残高2800万円という大借金を抱えたアラフォーの私が
- 住宅ローン返済9年目で借り換えを考え、実行する
までをシリーズで紹介します!
前回の記事では私が抱える住宅ローンの概要と、なぜ今住宅ローンの借り換えを考え始めたのかということを書きました。
住宅ローン借り換え日記〜その1〜ブロガー、住宅ローン借り換えるってよ
この記事では、具体的な借り換え内容の検討のことを書いていきます。
実際に調べ始めたらですね、まあまあ頭がパンクしましたよ。
調べることも多いし、比較しても「これだ!!」というものがすぐに見つからないし。
結局自分は何を優先するの?と判断しなきゃいけないことがまあ多い!
その変の苦悩を交えて紹介できればと思いますので、よろしくお願いします。
・借り換えをどんな風に検討するのか見てみたい
検討1:まずは情報収集と比較ポイントの整理
まずは情報収集から始めました。
何はともあれ、ネットで検索します。
「住宅ローン 借り換え」でググるとまあ出てくる出てくる。正直頭がパンクしそう。
借り換えの検討は、比べるポイントを決めることから始まります。
溢れる情報の山から「どうやらこのあたりが比較ポイントらしい」ということを自分なりに整理しました。
・2.金利
・3.手数料
・4.団体信用生命保険
・5.その他サービス
1.金融機関
どの銀行から借りるか、です。
銀行の信用度とかサービスの使いやすさとか、どんな資本が入ってるのかとか…ネット銀行になると普段聞いたことがない銀行が多いので、正直よく分かりませんでした。
金融や投資の専門家でもない限り、正確な判断は無理だよねコレ。
そう諦めて、まずは他の項目から検討して、最終的に選ぶときに「この銀行はデンジャラスだ!」とならなければOKにしようと思いました。
ネット銀行だと諸々の書類の準備を自分でやる必要があったりしますが、面倒だけど出来ない訳ではありません。とりあえず気にしないことにしました。
2.金利
金利には変動金利と固定金利があり、どちらを選ぶかがまずポイントです。それぞれのメリット・デメリットは語れば長くなるので割愛しますが、私は固定金利を選択しました。
あとは、金利の安さ・高さ、固定期間の長さを比較すればOKです。
プランさえ決めてしまえば、割と比較は簡単ですね。
検索すると安い金利がドン!ドン!と出てくるので、見ているとなんだかワクワクしてきました。
3.手数料
見落としがちなのが手数料です。
ここでいう手数料は登記などの諸経費ではなく、住宅ローンの借り入れそのものにかかる手数料のこと。
「借り入れ金額×%」だったり、上限があったり様々ですがローン残高が多いほど高くなる傾向があり、馬鹿にできません。
私が見た中では手数料だけで60万円くらいかかるプランもありました。高いよ!!
4.団体信用生命保険
住宅ローンには団体信用生命保険といって、死んだときに住宅ローンを返済するための保険に入るのが一般的です。もし入らない場合は、遺族に住宅ローンの借金をごっそり相続させることになります。あまりおすすめできません。
さて住宅ローンを借り換えると、この保険も入りなおすことになるみたいで、
・団体信用生命保険に入る、入らない
・保険料率
・三大疾病特約などの保証プラン
などが比較ポイントかなと。
特に拘りはないので、金利+保険料率とのセットで考えればいいよね。そう整理しました。
ところがこの団体信用生命保険が、後で大きく足を引っ張ることになりました。比較を始めた時には全く気付かなかったのですが、まったく迂闊でした…。
5.その他サービス
ポイントサービスとか、繰り上げ返済手数料とか、住宅ローンに付随して色々なサービスが提供されている銀行があります。
この辺りはネット銀行が強いという印象を持ちました。
でもまあ…考えればキリがないので、気にしないことにしました。
というような感じで、比較するポイントを整理しました。
さらっと書きましたが、ここまででもう十分に疲労困憊です。頭スポンジです。仕事・子供世話で忙しいなか、寝込みそうなくらい頭を使いました…。
住宅ローン難しいーーー!!
借り換え面倒くさいーーー!!
と叫びたくなる自分自身を何とか励まし、プランの比較に進みました。
検討2:プランを比較する
自分なりの比較ポイントが整理できれば、次は具体的にプランを比較していきます。
銀行窓口に聞きに行ったり、銀行のHPなどで情報を収集します。
便利だったのは、やっぱり比較サイトでした。比較サイトも色々あって「比較するためのサイトを比較する」という何だか良く分からない状態にもなりましたが、私が結局見たのは価格コムです。
ここが一番良いどうかは分かりませんが、見た中では分かりやすかったのと、普段使うサイトで安心感があったのが理由です。
で、楽天銀行と、住友SBIネット銀行のプランを候補に選びました。
全期間固定で金利1.1%~1.2%(検討当時)という低金利なのと、銀行としても大丈夫かなという感度(オイオイ)とが私の理由でした。
これだけ金利が違うと、ざっくり試算で600万円以上の借り換え効果が期待できるんですよね。
細かいところを追求すればキリがないし、これくらいで十分かな?とりあえず借り換えないよりは全然OKだよね。そう考えて最後は「えいやっ!」と候補を絞った感じです。
・何を優先するか
・何を気にしないか
・どのラインを超えたらOKにするか
このあたりをかなりドラスティックに捌かないと、本当に頭がパンクします。情報を収集・整理したうえで、細かいことは気にしない、その覚悟が大事だなと感じました。
あ、それと検索していると「住宅ローンコンサルティングサービス」というものが見つかったのですが、まあまあ(数十万単位)な手数料が別に必要な感じだったのでスルーしました。
いろいろあるんですね。。。
で、候補は絞ったんですけど、決める前に地元の金融機関にも話を聞きにいくことにしました。
検討3:地元の金融機関に話を聞く!
ここまででネット銀行の候補は絞ったので、後は念のため地元の金融機関に話を聞くことにしました。
なぜ念のためかというと、
地元の金融機関は金利が高い
というイメージがあったからです。
なぜなら住宅ローンの借り入で色々検討したときに、地元の金融機関の金利が実際に高かったからです。
それでも私は地元の金融機関で借り入れしました。それは「金利を払うのなら少々高くても地元経済に貢献したい…」という謎の地元愛ゆえにです。
同じ金利を払うなら地元の銀行に払いたい。地元の経済を回すのに一役買いたい。
そう思うのは私だけじゃないと思います。
あとは、窓口が近いのでちょっと便利だよね…というのもあります。
だから最終的にネット銀行で借りるとしても、まずは話を聞くだけ聞いてみようかな…という事でダメもとで聞いてみることにしました。
そしたら意外や意外。
JAバンクの地元支店で、
- 全期間固定金利1.1~1.2%程度
- 申し込み手数料11万円
という優秀なプランを提供していたんです!
しかもJAバンクは(支店や担当さんにもよるかもしれませんが)借り換えの手続き書類の準備をある程度サポートしてくれるという親切なお話。
近いし、楽だし、プランも候補に挙げていたネット銀行に引けを取らない。
誕生日にお米プレゼントというJAならではを感じさせる嬉しいサービスもあって、ポイント高いです。
これしかないでしょ!!
これまでの整理が下地になったので、最終候補として選ぶまでに時間はほとんどかかりませんでした。
悩み、考え抜いた日々は無駄じゃなかった。
そんな良く分からない自己肯定感も芽生えつつ、数日後にはJAバンクに仮審査を申し込み、借り入れに必要な手続きなどを聞きにいきました。
仮審査が通れば、あとは具体的に進めていくだけ。
まあ余裕だよね。そんな感じで審査結果を待ちました。
そして借り換えへ…?
そして数日後。
担当さんから「仮審査が通りました」という連絡がありました。
もうここまでは順風満帆!!
いいプランも見つかったし、地元の金融機関だし、仮審査も通ったし、何もいう事ないよねという状態です。
あとは本審査を申し込むだけ…のはずだったのですが、実は、もう一つ越えなければならないハードルがありました。
このハードルが最終的には超えられない壁となり、JAバンクでの借り換えを断念せざるを得ない状況になってしまったのですが…。
それについては次回でお話させていただきます。
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住宅ローン借り換え日記〜その3〜ブロガー、借り換え出来ないってよ!?
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