【アニメ評】「天元突破グレンラガン」ひたすらにアツいアニメ!

アニメ大好き、霧島もとみです。

今日はYouTuberのマコなり社長が紹介していた厨二病アニメ、天元突破グレンラガンの感想を書きます。

「【外出禁止】社長が金を払ってでも見てほしい厨ニ病アニメ TOP10」

の第3位として紹介されていたんですけど、紹介のされ方が凄まじく苛烈だったんです。

アツい、ひたすらにアツい。

この作品を見るまでの私の人生には、なんの価値もなかった。

ここまで言われると見ない訳にはいかない。

全27話。

ひたすらにアツいアニメでした。

一見可愛らしいキャラデザインですが、作画がしっかりしていてアニメーションの完成度が高くて見てるだけでも楽しい。

設定とかはメチャクチャ。

気合と度胸がメイン。

一応ロボットものですけどメカ設定は超がつくほど大雑把。

でもアツい

私の厨二病魂が心の底から燃え上がるのを感じました。

ということで今日は天元突破グレンガランの感想を書いていきます。どうぞよろしくお願いします。

スーパーロボット的なアニメ

ざっくり言うと、スーパーロボット的なアニメです。

「スーパーロボット的と言われても分からない」という方のために簡単に説明しますと、

なんか良くわからんけどデカいロボットに乗って敵と戦う

というアニメです。

 

ガンメンというロボットに乗って戦うんですけど、このロボットの原動力は螺旋エネルギーという謎のもの。

そして気合・精神力で大抵のものがカバーできてしまうというぶっ飛んだ設定です。

メカの破損も気合で修復する。暴走したエヴァンゲリオン状態です。

 

でもまあメカ的な話はさらっと流して全然問題ありませんので、次に行きましょう。

ただひたすらにアツい!

細かい理屈は無視でいいです。

マコなり社長の動画で紹介されていたとおり、ただひたすらにアツいアニメでした

最初は弱気だった主人公が、兄貴と呼ぶ男の励ましによって次第に強くなっていく。最終的には無量大数(!!)の敵にすら突っ込んでいくという凄まじいアツい男になります。

ところで皆さん、無量大数って聞いたことあります?

10の68乗という漢字文化圏の数字で最も大きい単位です。数で表すとこんな感じ。

100,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000

この数の敵に立ち向かうんですよ?

どれだけアツいか、その片鱗が分かっていただけるんではないでしょうか。

どんなピンチに陥っても、

「諦めない!」

「無理を通す!」

「俺のドリルは天を突く!」

全てを解決していくアツい姿を見ていると、少年の心、厨二病の心が完全に着火されます!

【ちょっとコラム】無量大数について

作中では「敵の数!無量大数!」と叫ぶシーンがあります。

アツさを象徴するエピソードとして紹介しましたが、「無量大数」の数を索敵システムとして認識することが可能かを雑に考えてみました。

一つの例として、スーパーコンピューターとして名を馳せた「京」の処理速度を考えてみます。

スパコン京の計算速度は10ペタフロップス=1秒で10の16乗です。

一方、無量大数は10の68乗

スーパーコンピュータ京をもってしても無量大数の計算をするのに10の52乗秒かかります

年に直すと3.171✕10の21乗年です。

宇宙が誕生したのが約138億年前と言われていますが、これが1.38✕10の10乗年。全然足りねーよオイ。

つまり無量大数の敵を一つづつ計測しようとすると、スーパーコンピュータ京をもってしても、宇宙誕生から今までの時間を全て費やしたとしても圧倒的に足りないという計算になります。

これがどういうことなのかというと、

そもそも計測不能な数ということになります。

何らかの近似計算を用いれば可能かもしれませんが、そもそも、無量大数をカウントすることを前提に索敵システムを作ること自体がナンセンスで馬鹿げている、というのが容易に想像できます。オーバースペックにも程があります。

理屈なんてクソ食らえだ。
アツければいいんだ!

そんなメッセージが「敵の数、無量大数!」には込められていると言えるでしょう。

作画が綺麗!見るだけで楽しい

とにかくアツいアニメですが、アツいのはキャラと台詞だけではありません。

作画もアツいです。

子供っぽいキャラクターデザインではあるのですが、まず、作画がめちゃくちゃ綺麗です。さすがはガイナックス。アニメーションとしての完成度がシンプルに高いです。

動き、効果、演出、作画。

全ての完成度が高く、綺麗に動きまくるアニメは見ているだけで楽しいです。

そこにアツさを加えてくるのが迫力全開の劇画調のシーン!

普段はかわいらしいキャラクターやロボットが、ここ!という決め場面では劇画調のタッチで表現されるんですよ。

この完成度も凄くて、もはや芸術品のレベル。

画面から切り取って応接室にドンと飾りたくなるレベルの完成度です。

言語だけでなく視覚でもアツさを堪能できる作品といえるでしょう。

まとめ

さすが「社長が金を払ってでも見てほしい厨ニ病アニメ TOP10」の第3位に薦められただけのことはあり、とにかくアツいアニメでした。

アツさ以外の全てを切り落としたと言っても過言ではない潔さ。

それでいてアニメーションの高い完成度。

私がこれまで見てきたアツいアニメの中でも屈指のアツい作品だったと思います。

ぜひそのアツさに触れてみてください!

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