不倫ってリスク高すぎでしょ?最大のリスクは〇〇だ!!

こんにちは。霧島もとみです。

「多目的トイレ」が突然トレンド入りして「??」と思ったら、何のことは無いまたもや有名芸能人の不倫ネタでした。

 

ネット見ろ!

 

が決め台詞だったせいかどうかは分かりませんが、ネットやSNSではこの話題が氾濫しております。

その中で「おっ!」と思ったのが武井壮さんのこのtweet。

”妻帯者と知って不貞を働いたなら被害者ではなく加害者”

そう。そうなんですよ。

何か「渡部が悪い」という風潮ばかりを感じるのですが、いや勿論渡部は悪いんですけど、不倫は1人では出来ない。不倫という事実を客観的に見れば、妻帯者と知って不貞を働いた女性も間違いなく加害者なわけで、この視点をしっかりと持っておかなければ不倫という不幸な現象は予防することが出来ないと思うんですよ。

あれだけ盛大に結婚が報じられた人ですから、まさか「結婚していたとは知らなかった」はないですよね?

まあ、今回の件は関係がない世界の出来事なのでどうでもいいのですが、何かと世間をにぎわせる不倫というものについて、自分の考えを整理しておきたいと思いました。

 

不倫は良くない!

 

あるいは

 

不倫は文化だ!(ふ、古い・・・)

 

というような感情や主観で語ってもあまり意味はなく、はたまた

 

生物学的に不倫する生き物なんですよ

 

という理系的な諦観も面白くはない。

 

社会的に生きる私たちが不倫に向き合うために、不倫が抱える最大のリスクは何か?という点から整理し、自分自身への戒めとしておきます。

そもそも不倫とは?

そもそも不倫とは何でしょう?って考えるまでもなさそうですけど、一応辞書で調べてみましょう。

道徳に反すること。特に、男女の関係が人の道にはずれること。また、そのさま。
(大辞林より引用)

「人の道にはずれること」。まあまあ強い言葉で書かれていますね。

さて、一般的には「結婚している人と不貞を働く」ことが不倫とされています。常識的に駄目な行為だということは分かりますが、一応法的な根拠についても調べてみました。

直接的に不倫を禁じている…つまり貞操義務を定めている法律はないのですが、民法の770条の1項1号に離婚の原因とされていることから法律上貞操義務があると考えられているそうです。

(民法)

第七百七十条 夫婦の一方は、次に掲げる場合に限り、離婚の訴えを提起することができる。
一 配偶者に不貞な行為があったとき。

これですね。

ということで、不倫は道徳に反する行為というだけではなく、立派な不法行為になります

これをまずしっかりと肝に銘じましょう。

では次に、不倫のリスクを整理します。

不倫のリスク

1.配偶者や家族に与える苦痛

これは言うまでもありませんね。

精神的な苦痛を相当に与えることになると思います。夫婦関係次第ということもあるとは思いますけど、子供なんてきっとトラウマになっちゃいますよ。

あともちろん、「相手に配偶者がいることを知って不貞な行為をした者」も加害者です。

2.自分に与えるリスク:配偶者がいながら不貞した者

色々あるので箇条書きでいきます。

  • 離婚
  • 配偶者への損害賠償
  • 社会的信用の失墜
  • 仕事への影響

配偶者の信頼を失い、離婚に至る可能性が高いことは言うまでもありません。

損害賠償も求められるでしょう。

芸能人ほどではありませんが、一般的な会社でも不倫が問題化した場合には人事に影響があるものと考えられます。噂レベルなら影響ないかもしれませんが、不倫をきっかけにトラブルが起きた場合には何らかの処分があるでしょう。

一般人であっても、これだけのリスクがありえることを知っておくべきです。

3.自分に与えるリスク:配偶者のいるものと不貞した者

こちらも箇条書きで。

  • 不倫相手の配偶者への損害賠償
  • 社会的信用の失墜
  • 仕事への影響

配偶者のいるものと不貞した人自身も、配偶者からの損害賠償請求の対象になります。

「配偶者がいると知って不貞を働いた」、つまり貞操義務を守らなければならない相手と知っていながら不貞な行為を働いたということで、法的な責任を負うわけです。

不倫相手の配偶者からおそらく精神的にも報復を受けるだけでなく(それ以上の苦痛を与えているのですから…)、損害賠償もしなければならない。

仕事をしている人であれば、自分自身には配偶者がいなくても、不倫が問題化すれば何らかの影響はあるでしょう。

不倫には双方に相応のリスクがあるんです。

 

ていうかリスク高くないですか?

こんなにリスクが高い不倫なのに、芸能界では不倫は後を絶ちません。おそらく一般社会でも行われていることと思います。実際のケースは知らないので想像でしかないですけど。

ではなぜ不倫するのでしょうか?次は不倫のリターンを考えてみます。

不倫のリターンは?

1.性欲を満たせる?

まずこれでしょう。

私が身近で実際に知っているケースは全てこれでした。彼ら・彼女たちは単純に性欲を満たすために行動し、不貞行為をしていたと聞きました。

まあ生物的に快楽を得られる行為ではありますから、一応リターンはあるのでしょう。

2.恋愛愛情を満たせる?

これは映画やドラマでよく見るケースですね。

少し古いですが「昼顔」がそうだったと思います。

このドラマはW不倫というかなり重たいものでしたが、妻との精神的な関係に満たされない斎藤工演じる北野裕一郎が、上戸彩演じる笹本紗和に求めていたのは自分自身の恋愛感情が満たされることでした。

最終回の放送室でこんなスピーチがありました。

「恋愛をしてください。人を好きになると世界がキラキラ輝いて見える」

恥ずかしながら私はこのシーンでちょっと泣いてしまいました。

恋愛感情も人間がもっている本能的な欲求の一つですから、やはりリターンの一つではあるわけです。

3.社会的欲求を満たせる?

これはどうなんでしょうね。想像の世界でしかありませんが、そういう不倫もあるのかなとは思います。

片方は性欲が目的であって、もう片方は見返りとして報酬を受ける的な。

例えば島耕作的な不倫。

彼は不倫をすることで好条件な取引や人脈をゲットします。

例えば頭文字D的な不倫。

ヒロインは妻子ある男と不倫することで高額なお小遣いをゲットします。

例えば有名人との不倫。

あの「〇〇」と不倫したよ!美人妻に勝ったよ!的な精神的報酬をゲットします。

リターン先行型の不倫と言ってもいいかもしれないですね。

どう考えてもリスクの方が大きいのだが…?

さて、不倫のリスクとリターンを整理してみました。

実際に不倫という行為に至ったということは、このリスクとリターンとを比較し、リスクよりもリターンの方が大きいと彼ら・彼女たちは判断したことになります。

まあ、ケースバイケースではありますけどね。

 

でもね。

本気ですか?

 

本気でリスクよりもリターンの方が大きいと思いますか??

 

少なくとも「性欲が満たされる」というリターンでは、立ちはだかるリスクを超えることは常識的には出来ないんじゃないかと思うんですよ。

別に私に性欲が無いと言っているわけじゃないです。

普通以上に性欲はあります。

でもどう考えても、リスクの方が高すぎる。たかだか性欲のためにそんなリスクは払えませんよ。

なのに性欲を原因にした不倫が実際には行われています。

 

その原因は何か。

 

リスクの過小評価にほかならないと私は考えます。

その根底にあるのは「絶対にバレない」という考え。

絶対にバレない。バレなきゃ不倫じゃないとでも考えたのでしょうか?

それは絶対に違います。

なぜならその思考の中には、不倫が抱える最大のリスクが抜け落ちているからです。

不倫が抱える最大のリスクは?

不倫が抱える最大のリスク。それは、

 

自分以外の人間が絶対に関与していることです。

 

不貞行為が1人で実行できない以上、かならずそこには自分以外の誰かが関与しています。

自分以外の人間の行動を完全にコントロールすることは不可能です。

そしてその誰かは自分と不倫したという情報を持っている。

消えることなく持っている。

 

これが最大のリスクだと思うんですよ。

 

だから「絶対にバレない」ということはあり得ません。

どんなに「あなたの事が好きだから絶対誰にも言わない」なんて言っていたとしても、時間が経てばそんな感情は秒で変わります。変わり得ます。絶対変わらないなんて荒唐無稽。

気が変わった瞬間に終わりです。

過小評価していた不倫のあらゆるリスクが襲ってきます。もう回避不可能。ああ!もうどうにもなりません!!

 

自分ひとりの秘密なら墓場まで持っていけますよ。

でもそれを他人に強制させることはできないんです。

そんなことが出来る人間は、ギアス(※注)を持っているコードギアス・反逆のルルーシュのルルーシュだけです

(※注)視線を合わせた相手を絶対服従させることが出来るチートスキル。

 

だから絶対に不倫のリスクを過小評価しては駄目です。

あなたがルルーシュでないのなら。

結論:不倫はリスクが高すぎませんか?

ということで不倫について私の認識を整理してみました。

結論はこれです。

 

どう考えてもリスクの方が高すぎて不倫する気になれない。

 

願わくば皆冷静に考えて、人生に不要なリスクをわざわざ抱え込むことはやめたらいいと思うんですよ。

大したリターンじゃなくないですか?

リスク莫大じゃないですか?

 

でもね。不思議なことに、不倫ドラマや不倫漫画、小説は山ほど溢れています。

私の奥さんも不倫漫画大好きです。めっちゃ買ってます。

リスクとリターンでは語れない、人間の欲を刺激するものが不倫というドラマには潜んでいるのかもしれないですね。

でも。だからこそ、理性的に判断すればいいんです。

どうしても不倫がしたいなーと思ったら、疑似体験で代替するのがいいと思いますよ。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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