溝口勇児さんの「持たざる者の逆襲」の第5章「勇気」が、挑戦する者への応援であることを以前に書きました。
それをヒントに、勇気について考えたことも書きました。
今回、それを自分で使ってみたので書いておきます。
とあることで、個人的に勇気を試される場に立つことになりました。
まあ、根が臆病な人間なものですから、
そういう場に立つ・・・と自分が想像するだけで物凄く緊張しちゃうんですよ。
自分でも自覚しています。
とても普段の力を発揮できるような状態ではなくなります。
いつもなら「落ち着け、落ち着け、俺ならできる・・・」とぶつぶつ言うくらいしか出来なかったのですが、今回は、
「そうだ。勇気を使おう」
と発想することができました。
正確に言えば、勇気を励起するための技術を使おう、という発想です。
今回は、
- この挑戦が未来の自分のために必要なものであること
- この挑戦を超えることで、自分が得られる経験値
- これまで繰り返してきた準備
プラス、
- 自分以外の存在に自分を委ねる感覚
を強く念じました。
すると不思議なもので、緊張はするのですが、その質が変わったような気がしました。
逃走から闘争へと切り替わった感覚、かもしれません。
「逃げたい」「怖い」ではなく、
「立ち向かわなければならない」「立ち向かおう」
という感情が励起されたことを感じました。
それが理由かどうかは分かりませんが、準備してきた力を相応に発揮できたように思います。
勇気を育てて行こう。
そう思える挑戦ができたことを、嬉しく思いました。