テレビを見ない生活を2週間送ってみたら胸に穴が開いた気がした

タイトル画像

こんにちは、霧島もとみです。
入院生活真っ最中です。

1日のほとんどを病室で安静に過ごすという貴重な体験をしています。

さて、この入院生活のなかでやってみようと思っていたことが1つあります。

それはテレビを見ないこと。

病室には小型テレビが置かれていて、テレビカードを買ってイヤホンを使えば見ることはできるのですが、

せっかくだからテレビ見ない生活してみたらどうだろう?

とつまらない事を思いついたのです。
※決してテレビカード代をケチった訳ではありません!

時間を過ごすためのアイテムは充分に持ち込んだため全然大丈夫だろう。そう思っていましたが、いや、実際に全然大丈夫ではありましたが、

「なぜか胸に穴が開いたような気がして切ない」

そんな喪失感を覚えました。

自分でも不思議だなーと思いましたので、その理由の考察を書いておきます。

テレビを見ない生活の環境はこんな感じ

僕は入院生活のために以下のものを用意しました。

・スマホ
・PC
・iPad
・キンドルペーパーホワイト
・インターネットWiFi環境
・積ん読してた本
・ペンとメモ帳

万全です。

幸運にも契約していたインターネットWiFiのエリア内に病院があり、弱いながらも電波が入ったため、これらのアイテムをフル活用できる環境でした!

なので情報とか娯楽とかは、なんの問題ないんですね。

情報、ニュース

まったく過不足なし!

ネットニュースでこと足りるし、購読していた新聞が電子版でも提供していたのでiPadで普通に読めます。家にいるのと全然変わりません。

インターネットさまさまです。

娯楽

これも十分。

・読書

今まで積ん読していた本を読み、思考を巡らすのは楽しい!

時間に追われず活字に没頭することができるのは想像以上の娯楽だなあと驚きました。

・動画

Amazonプライムに無料で付いてくるプライムビデオに山のようなコンテンツがあり、時間がある限り楽しむことができます。

もちろんYouTubeもありますから、まったく不自由しません。

という訳で普段テレビから得ているような情報・娯楽が不足する状態ではありませんでした

むしろ充実している!と言えるくらいでしょう。
全然テレビなんて無くて大丈夫じゃん!!と感じてました。

ところが1週間が過ぎた頃、

光の灯らないテレビ画面を見ていた時に、なんか寂しいな…という感情が湧いてきたのです。

その時僕はテレビを全く見ない自分自身に、なにか喪失感のようなものを覚えていることに気付きました。

そしてこんな疑問が起こりました。

どうしてテレビを見ないことで喪失感を覚えなければいけないのか?
別に何も失ってないのに。

テレビを見ない生活の喪失感とは?

僕にとってテレビは

・楽しみにしている番組もあるけど、見れなくて困るものでもない
・無くても支障も不便もない

という存在です。そのはずでした。
これなら別にテレビを見なくたって喪失感なんて感じるはずはありません。

インターネットが普及した今、地上波で見るか、ネットの動画で見るかの違いくらいしかないと思っていました。

でも、テレビにはテレビにしかない独自の性質があるのかもしれない。そう考えを改めなきゃいけないと思いました。

テレビは、誰かが見ています。
自分が見ていなくても誰かが見ている。リアルタイム・録画に関わらず見ている。

有名な番組や大規模なスポーツイベントなら、翌日に学校や仕事場などでその事がみんなの話題になることもまだまだ多いでしょう。

思い出せば、子供の頃なんかはテレビの話で持ちきりだった気がします。

だとすれば、テレビを見るという行為は「テレビコミュニティ」へ参加する行為のように見えます。
見て面白いという単純な娯楽ではなく、自分が全体性に参加するというコミュニティ的な行動としての意味があることになります。

そう考えると、

・テレビを見れば安心する
・テレビを見ないと喪失感や不安を感じる

という僕の今の状態が説明できるように思いました。

テレビを見るということが生活の一部や習慣になってしまっている人は、僕と同じように「あの画面に光を灯すだけであの世界…多くの人が見ている世界の共有に参加できる」という幻想を知らず持っているのかもしれません

リモコンの先に求めるのは娯楽ではなく幻想の世界との一体感…?

深く考えたことはありませんでしたが、テレビって割と恐ろしい装置なのかもしれないですね。

でもまあ、それをわきまえたら面白いものには間違いありません。

新しい気付きがありましたので、もうしばらくテレビ無しの生活を続けるつもりです。

2 COMMENTS

通りすがり

自分はTVを見てると不快になる事が多いのでもう10年以上はまともに見ていませんね・・・筆者の様に「TVが面白い」って感じる方には見ない事がストレスなり喪失感を感じるのでしょうね。高齢者がリモコンを持つ姿を使っているのも自分には「皮肉が効いてるなぁ」思うのですが・・・違うでしょうね^^;
定年を迎えて社会的地位・繋がりを失った高齢者がTVに共通のコミュニティを求めるのは納得な気がします。

返信する
霧島もとみ

コメントありがとうございました。
高齢者がリモコンを持つ姿を使ったのは皮肉的な視点が少しと、今のTVの出演者と内容が高齢者層にシフトしているのかなという考えでした。(^_^;)
単純な娯楽装置ではなく、コミュニティ装置としてのテレビの動向に引き続き注目していきたいと思います。

返信する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です