「進撃の巨人」を12巻まで持っていた霧島もとみです。
先日ツイッターでこんなものを見つけました。
<祝「進撃の巨人」10周年>
全巻99%オフまだまだやってます!
1〜28巻は無料!29巻は100円!
各電子書店で9/18まで
プレゼントキャンペーンや「#進撃読書会」キャンペーンなど詳細はこちらhttps://t.co/taUVLKodao
一人でも多くの方と一緒に最終回を迎えたいので引き続き告知にご協力お願いします! pic.twitter.com/Wlbm6XCMOO— 「進撃の巨人」担当者バック (@ShingekiKyojin) September 12, 2019
進撃の巨人連載開始10周年記念で電子書籍1巻~28巻まで無料、最新刊・29巻を100円で読めるという超大型巨人級のキャンペーンでした。
でした・・・そう、このキャンペーンは9月18日までということで、既に終了しています。
僕がこのツイートに気付いたのが9月16日の夜の事でした。残り実質2日間で28巻を全て読み切れるかどうか?時間を作れるかどうか?少し悩みましたが、
気が付いたら心臓を捧げてました。
そして全巻読破し、今この記事を書いています。
なぜなら面白かったから。
僕はかつて単行本12巻で進撃の巨人をやめてしまった男でした。
しかし!
今回最新刊まで一気読みしてみたら「面白い!」「世界に引き込まれる!」と改めて魅了されたので、その魅力を紹介します。
巨人が人を食べる!怖い!グロい!だけの漫画じゃないですよ!
※できるだけネタバレしないように頑張ります※
魅力その1:恐怖に覆われた世界というモチーフ
進撃の巨人の舞台は3重の壁に囲まれたとある世界です。壁といっても高さ50mの強度を兼ね備えた非常に強固なものです。
壁の外は大きさが15mはあろうかという人を食う巨人がひしめいていて、一歩も壁の外には出られません。でも、壁の中にいる限りは安心ですねという世界が舞台です。
ところがある日、超大型巨人という身長50mを超える新種の巨人の出現によって一番外の壁が破られてしまい、100年間続いた平和は突然の終わりを迎えました。
壁の外から一気に巨人が押し寄せてきて次々と人を食べ始め、一気に世界は恐怖に覆われる・・・というのが物語の始まりです。
この恐怖に覆われた世界というモチーフが1つ目の魅力です。
その恐怖が何か?というと、何と言っても巨人です。
「巨人が人をまるごと食う」というだけでも十分に怖いのですが、この巨人の描き方が色々と恐怖を煽ってきます。
・顔や体の見た目の形はほぼ人間で全裸
・意思疎通はできず、無言で行動
・表情がそれぞれ固定されていて動かない
・笑みを浮かべてたり、睨んだ顔をしていたり、個性を感じる
・頭を吹っ飛ばしても再生するというチート級の強さを持つ
こんな巨人たちが群れをなして人間を襲ってきます。
よくわかんない!
怖い!
という状態なんですね。それでさらに話が進むと、怖さがどんどん増してきます。
より強い巨人の出現、信じた味方が次々と殺されていく光景、深まる世界の謎・・・
巨人という得体の知れない圧倒的な暴力と、壁に囲まれた世界そののもの謎とが入り混じり、本を読んでいる僕は「知らないことの恐怖」「その中で決断して行動しなければいけない恐怖」を目いっぱいに感じていました。
この恐怖こそ「進撃の巨人」の魅力の一つだ。
僕は改めて感じました。
魅力その2:「立体起動装置」が創りだす”画”がカッコイイ
「立体起動装置」とは巨人に対抗するために人類が創り出した装置のことで、本作の特徴的な仕掛けになっています。
高さが15mある巨人に対抗する手段は、巨人の”うなじ”を1m10cmに渡って切り抜くこととされていて、その高さに人間を運ぶことを目的とされた装置です。
・両腰に装着された装置からアンカー付きワイヤーを発射してどこかに付き刺す
・ワイヤーを一気に巻き取り、その反動で跳び上がる
・アンカーは抜き差し自在で、次々と移動先にワイヤーを発射しては移動を繰り返す
というような装置で、分かりやすくいえばスパイダーマンが手からクモの糸を飛ばしてビルからビルへ飛んでいくみたいなものです。
この装置の力を使い、人間は空中を飛んで巨人と戦います。
そして両手に持った刃で巨人の肉を削ぐ。
これが実に格好良いんですよ!
人が空を飛ぶという画はやはり格好良いし、憧れます。
それに行動の自由度がすごく高い。
50mの壁を軽々と上ることもできるし、飛び降りることもできる。これを自由自在に操る主人公達は縦横無尽に世界を飛び回ります。
これは「巨人を倒す」という作戦上の効果は勿論ですが、それ以上に「カッコ良い画を作る」という作品に与える効果が絶大な装置です。
第1期アニメのオープニングで立体起動装置で飛ぶシーンを見た時は、あまりの格好よさに痺れました。
空想が刺激されまくりで、恥ずかしい話ですが立体起動で飛ぶ夢まで見てしまいました(中二病・・・)。
もちろん漫画でもその魅力は存分に発揮されています。
”ガスが切れたら終わり”という危機感もたまりません。
立体起動装置が創り出すまったく新しい画の格好よさは必見です!
魅力その3:緊迫感が凄い!巨人VS人間の知恵の戦い
そして最大の魅力はこの「巨人VS人間の知恵」の戦いです。
敵となる巨人は、ただでさえ強いのに無限に再生するというチート能力を備えていて、圧倒的な強さを誇ります。
何しろ第1話目は「人類の力を!!思い知れッッ!!」と叫びながら宙を舞い巨人に切りつけるシーンから始まるのに、その結果部隊は壊滅し、
「なんの成果も!!得られませんでした!!」
と隊長が泣き叫ぶという衝撃のスタートです。
巨人に挑む戦いは、毎回が追い詰められた緊迫感に満ちています。
なにしろ巨人の正体は全く分かっていないも同然。
さらには想定を遥かに越えた新種の巨人が突然出てきたりもします。
そんな状況の中で人間側は知恵を振り絞り作戦を立てて挑みます。
しかも作戦を立てるのは主人公ではないので、主人公視点で進むストーリーではどんな作戦を立てられているのかも分からない時すらある。
刻一刻と変わる状況の中で、追い詰められていく主人公たち。
今何が起きているのか?
何が正解なのか?
どう行動するべきなのか?
犠牲を顧みない極限の作戦で挑む人間と、想定を超える能力で圧倒してくる巨人との戦いは、壮絶な緊張感で僕の心を強烈に揺さぶってきました。
この戦いの緊張感と、その果てに訪れる結果…どうしても続きが読みたくなってしまいます。
まとめ
以上、改めて一気読みして気付いた「進撃の巨人」の魅力を紹介させていただきました。
魅力その1:恐怖に覆われた世界というモチーフ
魅力その2:「立体起動装置」が創りだす”画”がカッコイイ
魅力その3:緊迫感が凄い!巨人VS人間の知恵の戦い
この他にもたくさんの魅力があります。
重厚なストーリーやきっちり回収される伏線の数々、魅力的・個性的なキャラ、少し奇妙な独特のセリフ回し等々、気がつけばハマってしまう要素がたくさん散りばめられています。
「進撃の巨人」は人が食べられるグロさや怖さがどうしても有名になっていますが、それ以外のところが本当は面白くて、楽しめる漫画だということを今回の一気読みで改めて気付きました。
そして最初に紹介した担当さんのツイートからは、いよいよ最終回に向けてのエピソードが始まる模様です。
最後までしっかりとこの目で見届けたい覚悟になりました。
心臓を捧げよ!!
というわけで、最後まで読んでいただきありがとうございました。