「さらけ出す」について編集者・箕輪厚介さんから嗅ぎ取った3つのこと

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霧島もとみです。

このサイトの名前は「ジブサラ。」です。

不器用で自己開示が苦手な僕がどうやって自分をさらけ出していくのか?をテーマに発信していくブログと銘打っています。

しかしですね。

さらけ出すって実際どういうことなのか?考えれば考えるほど難しいテーマで、なかなかズバッと書けていません。

例えば、こんなことに悩んでいます。

  • 何をさらけ出したらいいのか?
  • 片っ端からさらけ出していったらいいのか?
  • 結局どうしたらいいのか?

結局「さらけ出す」って、どういうことなんだ?

答えは見つかっていませんでした。

そんな時のことです。

今をときめく幻冬舎の編集者・箕輪厚介さんから「これがさらけ出すことなんだ」という3つのことを嗅ぎ取りました。

【さらけ出すことの3つのポイント】

・相手のことを想像力を働かせて考え抜く。
・相手のために、自分をさらけ出す。
・自分のことをたださらけ出すのは露出狂と変わらない。

僕と同じように自己開示が苦手な人、他人と付き合うことが苦手な人には大きなヒントになると思いますので、よかったら読んでみてください。

箕輪厚介さんから嗅ぎ取った「さらけ出す」ということ

箕輪厚介さんの著書「死ぬこと以外かすり傷」に次の一節があります。

営業だろうが接客だろうがコンサルティングだろうが、機械的な人間関係を突破し、相手の生身の感情を引き出し受け止め、溶け合うような関係になれれば、仕事は一気に加速し、本質的なものに変わる。
そのためにはまずは自分から裸になってしまうことだ。

死ぬこと以外はかすり傷の表紙写真:死ぬこと以外かすり傷の表紙

僕はこの本を読んで「これこそが、さらけ出すということだ」と考えていました。

でも、この短い一文の内容が実際にどういうことなのか、考えれば考えるほど分からなくなっていました。

機械的な人間関係を突破するとは?
相手の生身の感情を引き出し受け止めるとは?
溶け合うような関係とは?

そんな時でした。
株式会社ニシノコンサルの第6回で箕輪さんの話を聴いていたときに、

あっ、そういうことなのか!と繋がったのです。

神回と呼ぶに相応しい内容でしたので、まだ見ていないという方は必見です。

以下、箕輪さんから嗅ぎ取った「さらけ出し」を3つのポイントで整理しました。

相手のことを想像力を働かせて考え抜く。

番組宛てに寄せられた案件に対して「売れるためのアドバイス」を求められたコーナーでのことでした。

・オリジナルグッズ
・切り絵

という案件に対して、箕輪さんの言葉がこれ。

「知らんがなって話じゃないですか」

「勝手に作って、勝手に売っているから思い入れも何もない」

いきなりトドメを刺されました。

僕は相談者に感情移入して番組を見ていましたので、この言葉が急所に深く刺さり、グリグリとえぐられて悶絶しました。

そして総括として、箕輪さんが話したのが

「全てのうまくいかないものは”相手”の気持ちを考えていない」

ということでした。

相手の気持ちを考える…

ここで僕は、はっと気付きました。

ひょっとして、「さらけ出す」ということについても、全く同じことが当てはまるんじゃないか?

だとすると「さらけ出す」その前に、

  • さらけ出す相手は誰なのか?
  • 相手はどんなことを考えるのか?

ということを、想像力を働かせて考え抜かないといけないのではないか?

これは正しいことだ、僕はそう直観しました。

相手のために、自分をさらけ出す。

僕は「さらけ出す」ことだけが鍵になると思っていました。

しかし、箕輪さんの話を踏まえて思考実験すると、

僕「自分自身をさらけ出します!僕は◯◯で、XXで、△△を考えていて・・・」

相手「知らんがな!勝手にさらけ出されても何の興味も無いわ!」

という光景が待っていることになります。

「さらけ出す」だけでは何の意味も無いんです。

そもそも、さらけ出したいと考えたのは、人と繋がりたいという考えが芽生えたから。

だとすれば、さらけ出すのは、相手に「自分と繋がってもいい」という気持ちを持ってもらうための行為です。

これは商品を買ってもらうのと全く同じで、さらけ出すのは相手の感情を動かすため。

つまり相手のための行為なんです。

これが僕には全く見えていませんでした。

自分のことをたださらけ出すのは露出狂と変わらない

僕はとにかく自分のことをたださらけ出せばいいと考えていました。

でもそれは大きな間違いでした。

例えば、いきなり知らない人からこんな風に迫られたらどう思いますか?

僕「ほらほら、僕はこういう人間なんです!こんなダメダメなとこもあるんです!つながりましょう!」

どうでしょうか?

どう考えても変態行為です。

ただのメンタル露出狂です。

人と繋がるためのさらけ出しは、やっぱり、最初に相手の気持ちを考えるところから始めなくては駄目なんですね。

箕輪さんが話すように「そこまで脱いでしまって大丈夫なのかと心配されるくらい、無防備になる」ことをしたとして、

単なる露出狂に終わるのか相手を無防備にして本音を引き出すのかは、その前段階である「相手への理解」があるかないかできっと変わるんだと思います。

それが箕輪さんから僕が嗅ぎ取った「さらけ出し」のあるべき姿です。

まとめ

箕輪さんから嗅ぎ取った「さらけ出し」のポイントをもう一度書いておきます。

MEMO

・相手のことを想像力を働かせて考え抜く。
・相手のために、自分をさらけ出す。
・自分のことをたださらけ出すのは露出狂と変わらない。

これを自分の気付きとしてしっかりと心に留め、僕自身の「さらけ出し」を前に進めていきます!

「死ぬこと以外かすり傷」の感想はこちらに書いていますので、よかったら読んでください。

1分で話せる!「死ぬこと以外かすり傷」−箕輪厚介

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