霧島もとみです。
仕事って大事ですよね。
与えられた役割を果たすことは社会で生きるための責任ですし、信頼に答えたいという情熱もありますし、生きていくために必要なお金を稼ぐことも必要です。
しかし「仕事が大事」という考え方が過剰になってしまったり、あるいは責任感のあまり身を削るような仕事をしてしまってたりすると、休むことを忘れるだけでなく、そのうちに頭の中から消えてしまいます。
いわゆる「無理」をしている状態です。
少しの無理なら問題ありませんが、それを長い間続けていると無理が当たり前になり、気がつけば休むことも出来なくなるような状態になってしまうことがあります。
たまには仕事を休みたいのに、休めない…。
こんな風に感じることがあるとしたら、それは無理をしている証拠かもしれません。
それ以上の無理を重ねて体を壊さないようにすることが大事です。
今日は、「休みたい…」と思った時に休めるような仕事を実現するために僕が実行している3つの方法を紹介します。
休みたいのに休めない。そんな人の参考になるかもしれません。
ご一読いただけたら幸いです。
休める仕事を実現する3つの方法
休みたいと思った時に休める働き方を実現するため、僕が実行している方法は次の3つです。
- 仕事の流れと休めるタイミングを把握する
- 自分が不在でも代理実行できる用意をする
- 休む人という認識を作っておく
それでは、1つずつ説明していきます。
仕事の流れと休めるタイミングを把握する
仕事には、出来れば休まない方が良い時と、休んでも全然問題ない時があります。
問題ない時とは次のような場合です。
- 差し迫った期限がない
- その日に残りのスタッフで処理できる以上の仕事量が起きる見込みが少ない
これを把握しておけば、休める時なのかそうじゃないのかを見極めることができます。
そのためには自分が関わっている仕事の流れを掴んでおくことです。
今がどういう時期なのか、どのタスクがいつまでの期限になっているのか、予測される仕事量はどの程度か。
僕はこれらを常に意識しながら仕事を進めていて、自分が休めるタイミングを常に把握しています。
自分が不在でも代理実行できる用意をする
出来れば休まない方が良い時でも、休まないといけない時があります。
これは、その時に上手に休むための方法です。
休まない方が良い時とは、その日にどうしても自分がやらければいけない仕事がある時ですけれど、もし誰かが代わりにやってくれれば問題なく休めますよね?
そのために、僕は普段から自分が不在でも代理実行できる用意をするように気を付けています。
- 普段からこまめに情報を共有する。
- 自分の仕事の状態と次に行うことを整理しておく。
- その情報の収納場所を正確に記憶しておく。
これが出来ていれば、電話やメールでの指示で対応できる範囲がかなり広がります。
休む人という認識を作っておく
前の2つを普段から心がけたうえで、もう1つ、僕がやっていることです。
僕は残念ながら病気になりがちな体質でして、多くの人よりも風邪を引いたり胃腸がおかしくなったりする頻度が高めです。
僕はそのことを普段からさりげなく情報発信するようにしています。できるだけ自虐的に、笑えるような形で話すように努めています。
あらかじめ休む人という認識を作っておくことで、実際に休んだ時の対応が少しスムーズに進むようになります。
このほかに応用編として、
- 子供の学校行事に欠かさず参加する
- 月に1回はディズニーランドに行くために休む
- スポーツ大会に出場するために休む
などを普段の行動パターンとして周囲に発信している人もいます。
健康的な休みの取り方として、よりオススメかもしれません。
もちろん、前提として、最初の2つの方法をしっかりやっておく必要があります。
そうでないと無責任で仕事が出来ない人というように評価されてしまいますし、そもそも仕事上で本来必要のない迷惑をかけることになります。
休める働きかたは、仕事に必要なこと
休める働き方をしようというと、遊ぶことや怠けることを考えてどうするんだとか、不真面目だとか、そんな風に考える人がいます。
僕もそうでした。
しかし実は、仕事にとって「休める働き方」は必要なことなんです。
決して不真面目なんかじゃなく、むしろ真面目に考えるからこそ、休める働き方が必要です。
その理由は次のとおりです。
「休めない」はそもそもアソビがない危険な状態
そもそも、休めない働き方をしなければならないって、相当危険な状態です。
それって、全く仕事にアソビがないってことになりませんか?
車の運転をしたことがある人には分かるとおり、人間が操作するものにはアソビが必要です。
高速道路を全くアソビのない車で走ったらどうなるか。
おそらく、どこかで運転操作が破綻し、大事故を起こしてしまうでしょう。
休めない=仕事にアソビがない状態は、大体次の3つだと思います。
- 量が許容範囲を超えている
- コントロールを超えている
- バランスが崩れる一歩手前になっている
常に綱渡りな状態とも言える、とても危険な状態です。
これをひたすら続けようとすることは、決して真面目じゃないですよね。
危機管理としても「休める働き方」はおすすめ
そもそも病気のリスクを完全に避けることは出来ません。
例えばインフルエンザを発症してしまえば、感染を防ぐために休まなければ駄目です。
このような状態になった時にも、普段から「休める働き方」をしておけば、容易に対応が可能です。
逆にアソビがないギリギリの状態だったとしたら、かなり危険になることは簡単に想像ができます。それこそ、仕事に大きな穴を開けてしまうことだってありえます。
仕事の危機管理の面からも、休める働き方はオススメなんです。
休むためのマインドセット
これまでに書いたとおり、休める働き方はそもそも仕事を進める上で必要だというように僕は考えています。
さて、そうなると後は実際に休むだけです。
真面目に働くことが美徳だと考えている人が最後に必要なことがあります。
それは、休むことへのマインドセットです。
休むことへブレーキをかけないよう、自分自身に休むためのマインドセットを繰り返して行いましょう。
僕のマインドセットはこうです。
- 健康管理のために良いことだ!
- 仕事では得られない経験をして成長するために良いことだ!
- 他者の成長のためにも良いことだ!
いかがでしょうか?
前向きに休めるような気がしてきませんか?
強力なマインドセットを行い、真面目な自分自身を振り切りましょう。
- 休める仕事を実現する3つの方法は、
・仕事の流れと休めるタイミングを把握する
・自分が不在でも代理実行できる用意をする
・休む人という認識を作っておく - 休める働きかたは、仕事に必要なこと
・アソビがない状態はいつか大事故を招く
・危機管理にもなる - マインドセットして真面目な自分自身を振り切れ!