霧島もとみです。
このブログを書き始めてから半年以上が過ぎました。
記事数は今日現在で64件になり、自分が面白いと思うものを紹介する記事や、メンタルヘルス・マネジメント検定を受験した記事などを書いてみて、検索経由で見られることも増えてきました。
そんな時にこのツイートに出会いました。
『あなたが、本を、書くべき理由』箕輪厚介 はじめに無料公開|箕輪編集室・公式|note(ノート) https://t.co/QYUav72wuv
— ミノワドリブン (@minowanowa) November 17, 2018
このnoteに書かれていた一説が僕の心を震わせました。
なぜ、有名人でもないあなたが、本を書き始めるべきか。
それはさっき僕が書いたように、売れる本、面白い本、良い本にしようとすると、必然的に自分の内面をさらけ出さざるを得なくなるからである。
僕はブログを書くことには慣れてきました。
でも、自分の内面をさらけ出せたか?と考えてみると、全然できてない。
このツイートとnoteはそれに気付かせてくれました。
原点に一度立ち返る必要があるんじゃないだろうか?
そう考えた僕は、「僕が本を書くとしたら何が書けるだろうか?」ということを考えてみることにしました。
本を書くとしたら何が書けるだろう?考えた僕のテーマは「非モテ」
もう一度箕輪さんのnoteから引用します。
編集者として、著者に「あなたは何者なんだ?」と問い続ける。
起業家です、歌手です、教授です。そういうことではない。
あなたが世界に対して圧倒的な異物である部分はどこなんですか?と問い続けるのだ。
僕が本を書くとしたら、その答えはもうここに書かれています。
「世界に対して圧倒的な異物である部分」
これを僕は自分の中からえぐり出して書かなければなりません。
僕の中で世界に対して圧倒的な異物である部分は何だろう?
これを考えて、僕は1つの答えにたどり着きました。
それは僕が「非モテ」であることです。
僕は異性に全くモテませんでした。彼女いない歴=年齢という不名誉な経歴を28歳まで刻み続けました。
のたうち回るようなコンプレックスを持ち、精神を焼き焦がし続けてきました。
30歳までに彼女が出来なかったら死のうと本気で考えていました。
圧倒的とまでは言えませんが、異物であることは間違いないでしょう。
そこで次のチャレンジとして、僕は「非モテ」である僕自身の物語をこのブログのコンテンツとして書くことにしました。
タイトルは「彼女いない歴28年の僕が非モテを語ろう」です。
それではさっそく、本らしく「はじめに」の部分から書き始めたいと思います。
彼女いない歴28年の僕が非モテを語ろう はじめに
僕はこれまでの41年間を非モテとして生きてきた。
自分のような男には一生彼女なんてできるわけ無い、それならもう死んだほうがいいと思い詰めたこともあり、振り返ると苦い後味が思い出されてしまう。
非モテは、僕にとって耐えがたく辛いものだった。
自分が積み上げてきた能力やキャリア、学歴などにそれなりに自負はあったけど、「非モテ」という事実の前には全て無力だった。
なぜ非モテなのか?
僕には理由が分からなかった。
僕はいわゆるイケメンではなかったけれど、周りの友達と比べて容姿が明らかに劣るということはなかった。
でもそいつらには彼女がいて、僕にはいなかった。出来たことが一度もなかった。
この差はどこから生まれるのか。
いつしか僕は非モテに途方もない劣等感を抱えるようになった。どれだけ頑張っても非モテだというのなら僕には存在価値がない、そう考えるようになった。
精神が焼け焦げていく中で、僕は「30歳までに彼女ができなかったら死のう」と冷ややかな決意をした。そして足掻いた。その結果、僕は30歳を過ぎた今も生きている。
オマケに結婚して、3人の子供を授かって暮らしている。
相変わらず非モテなことには変わりはないけど、かつてのように非モテに目の前を真っ暗に塞がれるようなことはなくなった。
僕にとって非モテとは何だったのか。
どうしてあれほど僕の精神を消耗させ、死のうとまで考えさせたのか。
人生の第一四半期で絶大な影響力を誇った「非モテ」という状態、その嵐が過ぎ去った今、僕はあれが何だったのかということを整理したくなった。
けれどそれは危険な試みだ。
振り返るだけで痛みが走り、筋肉が緊張し、表情が歪む。寝た子を起こすことはないのにと躊躇いが生まれる。
だからこそ僕はやらなければならない。
自分の中にある膿をさらけ出す覚悟を持たないと、他人と本当の意味で関わりを持つことが出来ないからだ。
この物語で僕が伝えたいことは3つある。
1つ目は、非モテに苦悩した僕のありのままの姿。
2つ目は、非モテから抜けだそうと足掻いた日々の記録。
3つ目は、非モテという現象から自由になる方法。
もしもあなたが僕と同じように非モテにコンプレックスや苦しみを感じているとしたら、ぜひ僕の足掻く姿を笑って欲しい。
そうしているうちに気付くはずだ。その背負ってしまった荷物は足かせや鎖じゃなく、前へ進むための駆動力だ。
世界中の非モテに幸あれ!
(「第1章 非モテとは何か」へ続く)
彼女いない歴28年の僕が非モテを語ろう【第1章 非モテとは何か】
僕の非モテをまとめた記事はこちらです。
▼彼女いない歴28年の僕が、僕の非モテを語ります。