こんな日は、UVERworldの「Fight For Liberty」を聴いて。

霧島もとみです。

無益なことだと分かっていても、気分が落ち込む時があります。

それはまだまだ「理屈で分かっていても心の技術が習熟していない」からだったり、当面対応できるしきい値を超えた環境の変化や外部刺激があったり、過去のとんでもない地雷記憶に刺さっての暴発だったり、色々な場合がありますけどとりあえず気分が落ち込む時があります。

例えば最近の私だと、病気の再燃に伴って休養を強いられている状況だったりして、それはやっぱり現在や将来に対して不安に駆られる瞬間が出てきます。

体のこと、仕事のこと、家族のこと、将来の学費のこと、ローンのこと…。不安になる材料なんてそこら中に石ころよりも多く転がっていて、その気になればいつでも不安になることは可能です。

その都度「不安に襲われても大丈夫!!になる思考スキル3選」に書いた方法や、「反応しない練習」にあるような客観視・理解などの方法を使って対処していますが、まだまだ未熟。

疲れてくると不安の方が勝るときがどうしても出てくることを実感しています。知識として「不安はどうしても起こるもの」「不安自体に問題はない」ことを知っているため溺れきることはありませんが、こんな時におそらく脳内では化学的なストレスがかかっていて、体にはやっぱりいいものではありません。

それに放っておくと脳は連想思考を始めてしまうため、最初はただの不安だったものが憂鬱になり、そこから一気に加速して思考を暗黒に染め上げてしまい「もうなにもかも世界の全てが嫌だ」という状態になりかねません。ていうか、今まで何度もそのステップを経験してきました。何度経験しても辛い瞬間です。

どうせ人はいつか死ぬ。なら、もう今死んでも、いいんじゃないか。

そんな破滅的な思考が空隙の底で待っています。

だからそうならないように。

こんな時、私はUVERworld「Fight For Liberty」を聴きます。

この曲に込められたメッセージ「人生はたった1度しかない」を受け取り、心を奮い立たせるためです。

瞬間に全力を注ぎ切る演奏に集中し、ドラムの刻みに身を委ね、鮮烈なハイトーンボイスに一体化する内に思考は切り替わっていきます。何度目かの再生を終えた後には「そうだ。人生はたった一度しかなかったんだ。チャンスは今この瞬間から先の未来にしかないんだ」という思考に変容しています。

そうやって気持ちを切り替えて、一歩を踏み出してきました。一歩というにもわずかな一歩かもしれませんが、今の自分より少しだけでも前に進む、それは出来ていたと思います。

ここ数週間、「Fight For Liberty」を聴くことが増えていました。

それは不安を感じたり、「これで自分は終わり」だという悲壮感に囚われたり、時間が止まったような療養の日々に焦りを覚えたり、メンタルのバランスを崩していたことが多かったからだと思います。

しかし自分でその状態が分かっていれば、対処法が分かっていれば、焦ることはありません。必要以上に不安を増大化させることもありません。

「Fight For Liberty」を聴いて気分を切り替え、その次に具体的に不安を取り除く作業を行い、また前を向いて進む。これが出来るうちは、大抵のことは平気だなという気がしています。

それでもまだまだ未熟な人間。やっぱり不安に襲われる、襲われそうになる瞬間はどうしても出てきます。嫌なとき、苦しい時もあります。

こんな日はUVERworldの「Fight For Liberty」を聴いて、また前に進むことを自分に思い出させる。そんな日があってもいいよね、とそう思っています。

冒頭の歌詞、

生きるという全てのAnswer

のとおり、答えは「生きる」という行為そのものにしかないのですから。

どうしても不安に揺さぶられるこんな日は、UVERworldの「Fight For Liberty」を聴いて。

 

▼「Fight For Liberty」の感想記事はこちらです▼


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人生は一度きりのチャンス。戦え!UVERworldの「Fight For Liberty」

▼UVERworld公式YouTubeチャンネルの「Fight For Liberty」▼

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