田端信太郎さんの「ブランド人になれ! 会社の奴隷解放宣言」を読みました。
読んで良かった!面白かった!と思えた本だったので、感想を手短に書いてみました。
田端さんはリクルートやライブドア、LINEなど最先端の会社を渡り歩き「プロ野球選手よりもサラリーをもらう」ブランドサラリーマンです。
Twitterでの炎上騒動でも有名です。
現在は、今をときめく株式会社スタートトゥデイに在籍しています。転職後もツイートが炎上し、早速話題になりました。
誰か、高額納税者党を作ってほしい。少数派を多数派が弾圧する衆愚主義じゃないか。 https://t.co/Oo576pbj7w
— 田端信太郎 @田端大学塾長である! (@tabbata) March 10, 2018
ちなみに「ブランド人になれ! 会社の奴隷解放宣言」は、突き抜けた勢いを放っている名物編集者、幻冬舎・箕輪厚介さんの編集です。
ついに発売!ブランド人なれ!田端信太郎×箕輪厚介 対談|箕輪編集室・公式|note(ノート) https://t.co/vJf8tIA2Q1
— 箕輪厚介(アジア進出)死ぬこと以外かすり傷 (@minowanowa) July 6, 2018
話題の2乗で興味しかなく、発売前から読むのを楽しみにしていました。
期待通りの刺激的で示唆に富んだ本だった
田端信太郎さんの「ブランド人になれ!」を読了。
会社・会社員という幻想に縛られず、自分自身にブランド人という幻想を着せていく行動の真髄を見た。一度話を聞いてみたいと思う人にはコスパは十分に高い本。そうじゃなければ、何この本!?で終わる内容。
— 霧島もとみ@ジブサラ。 (@motomikirishima) July 17, 2018
「ブランド人になれ!」を読んで皆がブランド人になる必要なんてない。僕はブランド人のことを知りたかったし、その必要性も分かったけど、僕は違う形を探す。
会社組織の幻想に囚われない考え方は大好きだ。まずはブランド人を見極める目を持った足軽から始めよう。面白かった。#ブランド人になれ
— 霧島もとみ@ジブサラ。 (@motomikirishima) July 18, 2018
僕はこの本でいうところの非ブランド人で、
今勤めている会社の中でのポジション=自分の人生の全て
という幻想が強烈に刷り込まれていた人間です。
見事なまでの会社の奴隷でした。
そこから少しずつ「会社って自分の人生の一部でしかないじゃん」と、考えるようになってきているところです。
田端さんが言うブランド人理論は、さらに壁の向こう側に突き抜けた発想と行動でして、僕にとっては激辛100倍ラーメンのような辛さが襲ってくる内容でした。
これは僕だけでなく、おそらく多くのサラリーマンがそれくらいの衝撃を受けるでしょう。
いわゆる「会社人間」を変革させる薬かもしれません。
そんなの自分には無理だよ!という人にこそ読んで欲しい
プロ野球選手になれる人が全野球プレイヤーの中でほんのひと握りであるように、田端さんは全サラリーマンの中でもひと握りの存在なのでしょう。
- そんなの自分には無理だよね。
- 出来る奴の自慢話なんて聞きたくないよ。
そういう評価も聞こえてきます。
でもこういう評価の裏にあるのは、妬みや自己保身の脊髄反射でしょう。
自慢話かどうかは置いておいて、少なくとも、読み手に内容が伝わって欲しいという書き手の情熱はビンビン伝わってきます。
文章からも、構成からも。
そもそも社会に大きな影響力を発揮している人の考えに定期的に触れることは、意味があります。
自分が出来るかどうか、するかどうかの話とは別にして、知っているか知らないかの差が出るからです。
今の最先端を切り拓く人の話に虚心坦懐に耳を傾けて、自分の肥やしやエネルギーに変えたらいいですよね。
この本には、一歩を踏み出すエネルギーを与える力もあります。
お手軽な気持ちで読んでみることをおすすめします!