借金ブロガー、霧島もとみです。
この記事では住宅ローン借り換え日記と題して、
- 住宅ローン残高2800万円という大借金を抱えたアラフォーの私が
- 住宅ローン返済9年目で借り換えを考え、実行する
までをシリーズで紹介しています!
前回の記事では住宅ローン借り換えと金利変更を比較し、金利変更を選択することに決めたまでを書きました。
住宅ローン借り換え日記〜その4〜ブロガー、金利変更の相談に行く
今回は住宅ローン借り換え日記の完結編として、金利変更の申し込みの手続きのことを紹介します。
住宅ローンの借り換えを考え始めてから約1か月半。
調べたり比較したり、団体信用生命保険の審査が通らなくてショックを受けたり…そんな日々でしたが、ようやくミッションを終えることができました!
というわけで住宅ローン借り換え・完結編をお送りします。
・借り換えをどんな風に検討するのか見てみたい
金利変更の手続きはこんなに簡単だった!
金利変更の手続きは想像をはるかに超えて簡単でした。
名前を書いた書類は、
・特約書
・確認書
のわずか2枚だけ!
説明を聞き、条件と金額に問題がないことを確認して書くだけなんです。
住民票や印鑑証明書などの各種証明書類は必要なし!
もちろん土地・建物の登記変更も必要なし!
名前を書いてハンコを押すだけでハイ完了!ってなもんですよ。
時間も全然かかりませんでした。私と妻で金融機関の窓口に座って、約10~20分程度だったと思います。これまでの検討の大変さを思えば、拍子抜けするしかない簡単さでした。
一方、借り換えの場合は割と大変らしいです。所得証明書や印鑑証明書などの証明書類が必要だし、司法書士に依頼して登記変更の手続き(抵当権の抹消&設定)などを行わなければならないため、
「いやー手続き簡単でした~。アハハ~」
で済まないことは確実です。
金利変更は間違いなく簡単でした。金融機関によって多少は変わるかもしれませんが、借り換えと比べたら絶対にラクでしょう。
この手続きの簡単さも金利変更の大きなメリットだと感じました。
住宅ローンの負担軽減に無事成功!
というわけで金利変更の手続きは無事終わり、私の住宅ローンの内容にもその結果が反映されました。
金利変更後の最初の引き落とし額を通帳で見たときには、
- この1か月半ほど色々大変だったなあ…
- これで苦労が報われたなあ…
と感慨深かったり嬉しかったりといった感情が浮かび上がり、感動の余韻にしばらく浸ってしまいました。
改めて今回の金利変更で軽減できた内容は次のとおりです。
・ボーナス月返済額 192,000円→176,000円(▲16,000円)
・年間合計 ▲116,000円
当初は来年から返済額が毎月:98,000円、ボーナス月:213,000円と増える予定でしたから、それと比べると年間で▲278,000円の減額効果になります。
金利固定期間は10年なのでそれ以降はどうなるか分かりませんが、何もしなかった場合と比べて10年間で200万円近くの軽減効果に!
これは大きいですね。
借り換え検討開始から時間もかかったし苦労もしましたが、それだけの価値は間違いなくありました。
自分で自分を褒めてあげたいと思います。
よくやったぞ!
住宅ローン金利変更を通しての感想
約1か月半の間、住宅ローン借り換え&金利変更の検討や手続きを行ってきました。
最後に全体を通しての感想をまとめておきます。
調べたり、比較したりするのは思ったより大変だった
ほとんどの人が材料0からのスタートになると思います。普段から住宅ローンのプランや金利などをチェックしている人がいるとしたら、間違いなくその人はマニアです。
という訳で調べるのは大変でした。Webで情報を得ることは出来ますが、とにかく情報が多い。それに固定金利や変動金利の違い、保証料や団体信用生命保険など理解するべきことも多く、あれこれ考え始めると軽くパニック状態に。最初は本当に頭がスポンジ~~でした。
自分のライフプランを踏まえて優先事項を何にするか?という整理も必要になります。
調べたり比較したりというのは、思ったよりも大変だった!というのが正直な感想です。
でも必要なことだと感じた
じゃあ大変だから「やらなくてもいい」かというと、そんなことはありません。絶対やったほうがいいです。
特にローン残高が多かったり、残りの返済期間が長かったりする状態だったら借り換えor金利変更の軽減効果はかなり大きくなる場合があるからです。もちろん、今の借り入れ金利がどの程度かということも影響しますけど。
私の場合は年間で▲12万円~▲28万円、10年間で▲200万円近くの減額効果が得られました。
投資よりも遙かに大きい効果です。
※そもそも投資するなら繰り上げ返済しなきゃですけどね。
検討しなくていいなんて、絶対に言えません!
どうせならもう少し早くやっとけばよかったな~~とちょっと後悔しちゃいました。
ずっと同じ条件で支払い続けるのは情弱?
35年固定金利の場合、最初に契約したら後は淡々と返済するだけだと思います。金融機関の方から「金利が安くなってますから変更しますか?」なんて事は言ってくれません。
ということは、もし今回思い付いて借り換えを検討しなければ、残り26年間で約600万円程度の利子を余分に支払っていたことになります。
「知っている・知らない」「行動する・しない」だけで約600万円の差。
これってひょっとして情弱?という言葉が頭をよぎりました。
とはいえ当初の契約通りですから、一方的に搾取されてる訳ではありません。でも情勢の変化によってそれが「ベター」な選択でなくなっている可能性はある訳です。
もう契約してるからこれでOKだよね!と思い込むのは情弱的な行動かもしれないな、と思いました。
住宅ローンは金額と影響が大きいだけに、定期的にチェックしておくのが良いですね。
人生のリスク管理を考えるきっかけにも
団体信用生命保険の審査が通らなかったという事が、生命保険を含めたリスク管理を考えるきっかけになりました。
生命保険も入ったらそれで終わりという訳ではなく、刻々と変化する家族の状況によって変化させていく必要があることに改めて気付きました。
必要なリスクに応じた保険をかけておくのがベストです。
私のように病気になると生命保険に新規に入れなくなる可能性もありますから、元気なうちに見直しておくのが良いでしょう。
住宅ローンを借りている人は誰でも検討の価値あり
ということで。
住宅ローンの借り換えor金利変更の検討は定期的にやったほうがいい!というのが実際にやってみた感想です。
実際に借り換えるかはともかく、とにかく検討だけは無料でできますから、やるべきだと思います。
必要なのは行動力とちょっとの調べる努力だけ。
それに時間をかける方が勿体ないよ!という人はしなくてもいいでしょうけど、そんな余裕のある人はそもそも住宅ローンに悩むことなんてないでしょうからね。
住宅ローンを借りていて、そこそこの借り入れ残高や返済期間が残っている人は誰でも検討の価値あり!です。
私も定期的に見直しをしていき、負担軽減のチャンスを逃さないようにしたいと思います。
以上で私の住宅ローン借り換え日記は終わりです。
特に壮絶なオチがある訳じゃなく、普通に終わりです。その点は申し訳ありません。
とにかく書ききることが出来てほっとしています。金融のプロじゃないので実際に書いてみると難しかった!というのが正直な本音です。いっぱいいっぱいでした。オチを付ける余裕なんてありませんでした。
それと、紹介というよりも自分のまとめ的な記事になっていると思いますが、そこはブログなのでご容赦いただければ幸いです。
ということで…最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!
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