霧島もとみです。
前回の記事で「ごめんで済めば警察はいらない」という言葉の嘘を明らかにして、それに変わるフレーズの提案をしました。
「ごめんで済めば警察はいらない」は大嘘。金輪際使ってはいけない!【3000文字チャレンジ】
でも、何か引っかかりが残っていました。
何かが違う。
何かを見落としている。
そんな気がしてなかなか寝付けませんでした。
それから考え続けたこと約12時間。
やっとその理由に気付きました。
僕は確かに大きな見落としをしていたんです。
それは何か?
「ごめんで済めば警察はいらない」
という言葉の最大のトリックです。
もうね、江戸川コナンもびっくりの超絶トリックだったんですよ。
早速発表します。
それが何かというと、
「ごめんで済めば」という仮定です。
この言葉、よくよく考えてみたら、ifの中身がとんでもなく凄いものです。
丁寧に言うとこうなります。
「『もしも』『ごめん』で『済む』のであれば」
そう。
「済んでる」ということを…
もう解決済みということを仮定にしてるんですよ。
であるならばですよ。
問題が解決しているときに、他に何か必要なものってありますか?
無いですよね。だって解決してるんだから。済んでるんだから。
警察だって、民事訴訟だって、裁判所だって、自衛隊だって、恋人だって、車やお金、スキーやスノボーだっていらない。
何もかもいらないんですよ。
だって解決してるんだから。済んでるんだから。
解決済みなんだから!!
「ごめんで済めば警察はいらない」は、
このように無茶苦茶な仮定で語っているという、とんでもない言葉だったんです。
このことに私は今日、気付いてしまいました。
だから。これからの人生でもし、「ごめんで済めば警察はいらない」と言われたとしたら、私はこう言おうと思います。
「その通りです。ごめんで済んでるという仮定の場合ですから、当然警察はいらないですよね。だって済んでるんですから。警察どころか、他の何もいらないですよね。で、それが今の話と何か関係があるんですか?あなたが今、この言葉を使った理由は何ですか?どういう意図があるんですか?まずはそのことを説明していただけませんか?」
そしたらこんな返事が返ってくるかもしれません。
…ごめん。そんなつもりで言ったんじゃないんだよ。
さあ来た。迂闊な「ごめん」。
言ってやりましょう。もちろん「ごめんで済めば」ではなく…。
「ごめんで済まないから、説明を求めてるんですよ」
さあ、これで攻守逆転です!レッツ論破!!
これですべてがスッキリしました。
「ごめんで済めば警察はいらない」には今日を最後にさようならです。
おつきあいいただき、ありがとうございました!