霧島もとみです。
今日は金属アレルギーとMacBook Airについて書きました。
僕は金属アレルギーがあって、材質にもよりますが、鍵や時計などの金属製品を身に着けていると身体にかゆみや紅斑といわれる赤いぶつぶつが出ます。
4年前の冬、突然全身に紅斑とかゆみが出るようになりました。薬を貰ってもなかなか治まらず、皮膚科でパッチテストを受けて「原因は金属アレルギー」だと分かって、それからの付き合いになります。
金属アレルギーの悩みは割と多いのですが、僕の場合、主な悩みは次の5つです。
- 単純にかゆい
- 金属製のもの身の回りに溢れまくり
- 触れた時じゃなくて後からくる
- 好きなアイテムが使えなくなる
- 予想外のところに金属が潜んでいる
今日はこのうち、「好きなアイテムが使えなくなる」という悲しい出来事についての記事です。
金属アレルギーの悲哀を少しでも知ってもらえたら幸いです。
金属アレルギーの困りごと
金属アレルギーの一番大きな困りごとは、かゆみです。
金属アレルギーのかゆさは人によって違うんだと思いますが、僕は発症すると眠れなくなるくらいのレベルでかゆいので、基本的には金属製品の使用を避けて生活しています。
といっても完全に金属を避けて生活するのはなかなか難しく、とりあえず使ってみて、かゆみが出たら使用をやめるみたいな感じでビビリながら過ごしています。
金属って身の回りに溢れてますからね。
全部の金属製品が駄目というわけではなくて、含まれている金属の元素で変わってくるので、例えばチタン製品だとほぼ影響ないレベルで使えたりします。
見た目は普通のステンレスでも使えるものもあれば、予想外のところに金属が潜んでいてかゆくなるものもあったりして、見極めが難しいです。
また、金属アレルギーの反応は触れた瞬間ではなく後からやってくる特徴があるので、つい油断して使ってしまうと、あとで発疹がびっしり出てて「うわーびっくり!!」みたいなことにもなりがちです。
金属たちとの付き合い
僕をビビらせる金属たち
まずは身の回りにある金属と僕がどう付き合っているかについて、代表的な例を3つ紹介します。
- その1 鍵
ズボンのポケットにいつも入れていたところ、盛大にアレルギー反応が出てしまいました。
常にカバンに入れておき、使う時だけ出すようにしています。
- その2 腕時計
装着するとしばらくしてかゆみが出るので、使えなくなったものが多いです。
例えばこれ。
シチズンのチタン製の時計ですが、かゆみが出ます。
部分的にニッケル合金とかが使われているのか?謎です。
次はこれ。
G-SHOCK SKY COCKPITです。
格好良い!と買ったはいいもののベゼルがステンレス製。試してみたらかゆみが出て、そのままお蔵入りになりました。
今は必要な時だけ、ベゼルがチタン製のG-SHOCKを使うようにしています。
これだと、今のところかゆみはほとんど無いです。
- その3 Gパン
ズボンそのものは問題ないのですが、ポケットのところの金具が曲者です。
極力着ないようにしています。
この他にも金属製品は山ほどあります。
症状が出るたびに身の回りの製品を疑う
できるだけ避けるように生活して、それでもひどい赤斑やかゆみが出たときには「何か金属に触れる生活をしていないかな?」と振り返り、気付いた製品を遠ざけるようにしています。
金属アレルギーの困る点は、基本的に触ったときではなく、遅れて症状が出ることなんですよね。
直接的に「これが原因だ」と確かめることが難しいのと、気付いた時には相当接触してしまっていて手遅れ・・・となりがちなんです。
そして今回、久しぶりに派手な赤斑とかゆみが出現しました。
少し前からの生活を思い出して、触れた金属が無いか?と確認していきました。
そうしたところ、非常に残念な候補に行き当たりました。
それは・・・
MacBook Airです。
MacBook Airが金属アレルギーの原因に?
MacBook Airが候補になった理由
アレルギーの症状が強く出始めたのが、ここ1ヶ月半前くらいからでした。
新しく使い始めた金属製品があるか?と考えてみたところ、何も思い当たりませんでした。
次に、1ヶ月半前くらいからの生活の変化を考えてみたところ、思い当たることが1つだけありました。
それは、このブログの更新頻度を上げていたことです。
そして僕はこのブログをMacBook Airメインで書いています。
ということは、1ヶ月半前くらいからMacBook Airの使用時間が急激に多くなってたってことです。
さらにMacBook Airのボディは金属製品です。
アルミを主体としたボディの様なのでアレルギーにはなりにくい素材のはずなのですが・・・。
しかし気になりだすと、「オレ金属だよ」とアピールしてきるように見え出します。
確かに見た目は間違いなく金属だよ。
とりあえず、半信半疑で使うのをやめてみました。
すると、数日のうちにかゆみが減り、赤班が収まりました。
この時僕の脳裏によぎった言葉は、
「MacBook Air、お前もかー!!」
でした。
「好きなアイテムが使えない」×「予想外のところに潜んでいる」事件です。
MacBook Airを使わない選択肢はあるのか?いや、ない!!
怪しい金属には触れないのが、金属アレルギーの鉄則です。
そうなるとMacBook Airは使えないことになります。
MacBook Airが使えない…
「疑わしきは使わない」という金属アレルギーの原則に従い、MacBook Airを使わない生活を想像してみました。
・・・
が、考えられませんでした!
逆に良い所ばかりが頭に浮かんできて、「MacBook Airは便利だなあ・・・」としみじみ感じるばかりだったんです。
たとえば、こんなところです。
- iPhone、iPadとAirdropでファイルを簡単に共有できる
- 軽くて持ち運びが楽
- 起動と動作が早い
僕はブログの素材として、iPhoneで撮った写真や、iPadで作った手書きメモを使っています。
これをAirdropでMacBook Airに飛ばし、記事と一緒にしてブログにアップしているのですが、この連携がとにかく楽です。
ファイルを選択する、共有アイコンを押す、airdropで飛ばす
というわずか3アクションです。
この1点だけでも、手放せないレベルの便利さを感じます。
それに加えて軽い・早いの2拍子が揃うわけですから、僕にとってMacBook Airを使わない選択肢なんて無いんだということに改めて気付きました。
オシャレで格好良いのは言うまでもありません!
そこで発想を変えて、「どうやったらMacBook Airを使い続けることができるか」を考えることにしました。
MacBook Airを使うための苦し紛れの方法
僕が考え出した方法がこれです。
テーマは「金属部分との接触を減らす」です。
- 手を置く場所にタオルを敷く
- マウスを使う
キーボードを打つ時には、手首周辺をMacBook Airのボディに置くような格好になります。
そこで地味な方法ですが、手を置く場所にタオルを敷いてみました。
また、頻繁に接触する部分として考えられたのがトラックパッドです。
この接触を無くすため、トラックパッドの使用を止めてマウスを使うことにしました。
こんな感じですね。
オシャレとは程遠くなってしまいましたが、でも金属アレルギーとしては背に腹は変えられないので、これでMacBook Airが使えるのなら全然オッケーです。
これで試してみたところ、アレルギーの症状は大きく改善されました。
本当にMacBook Airのアルミボディが原因なのかどうかは分かりませんが、とりあえずは様子を見てみようと思います。
まとめ
今回はMacBook Airを題材にして、金属アレルギーの日常のお困りごとを書いてみました。
非アレルギーの方から見ればしょーーーーーもない日常のひとコマかもしれませんが、アレルギー持ちにとっては切実な悩みです。
こんな事にも困ることがあるんだな、大変だな、と、少しでも思ってもらえたら本当に嬉しいです!
最後まで読んでいただきありがとうございました。