【日記】本の感想を「本気」で書くとは?

本気の感想とは?

このブログでは書評記事をそれなりに書いています。それは、自分が読んで「これは良い!」と感じた本を誰かに薦めたいという思いからだったり、ついでにアフィリエイト収入を得られたらいいな・・・という思いからだったりします。

また、同時に、自分の思考を整理するためだったりもします。

書評を書くためには、本の内容を見返し、どこが一番自分にとって重要だったのか?そこを読んで自分はどう感じたのか?それらを分かりやすく伝えるにはどう書くべきか?

色々と考える必要があるからです。

でも「これは、真に本の感想なのだろうか?」という考えがいつも残っていました。というのも、実は僕は、人一倍記憶力や理解力が弱い人間だからです。

何事も一回で覚えることができません。

また、書かれている内容をすぐに理解できません。理解したつもりにはなるのですが、大体、後になってから「あれってどういう意味だっけ?」と自分が理解していなかったことに気付くパターンが多いです。

そんな自分が、たかだか本を数回読んで、まとめて、ブログに紹介を書いたくらいで理解できるわけがないんですよね。

だからこれまでの紹介記事は、頑張ったつもりではあるけれども、「本気」で書いた記事ではないんです。

ええ。

では何故、今日はこんなことを書いたのかというと、

「持たざる者の逆襲」

の感想を本気で書きたいと思ったからです。

いつものように定例的な書評ではなく。

一言一句を噛み締めて、考えて、読み直して、自分の血肉にしていくための感想を書きたいと思ったからです。

まず「はじめに」を読み解く

本を通して伝えたいことは、「はじめに」にまとめてあることが多いです。この本も例にもれず、一番強い思いが「はじめに」に書かれています。

それは、この箇所。

だからこの本では今日に至るまでの日々で僕が学んだ、自由を摑むために重要な、仕事や人間関係、困難や不条理に対する本質的なものの捉え方、考え方、向き合い方を提示する。

「持たざる者の逆襲」P6

「本質的な」ということは、よくある表面的なハウツーやスキルではない。そうではなく、幹であり、根であり、人間性の根幹に近い部分の考え方を提示するということです。

まずは、ここをしっかり理解しておきたい。

この本が何のために書かれたのか、根底のメッセージを掴んで置かないと、部分の枝葉に目を奪われて、ただ「読んだ気」になっただけで終わってしまうからです。

では、この箇所を理解するとはどういうことなのか。

考えた結果、次の3点だと仮説付けることにしました。

  • 思考方法としてのスキルを身につけるために読むのではない
  • 自分の根本にある考え方、思考法、理念というようなできるだけ根本的なところをアップデートする覚悟が必要
  • それを前提としてこれからの内容を捉えていく

これを念頭に置いて、以降を読み解いていくことにします。

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