霧島もとみです。
ここ最近、妙なイライラに悩まされていました。
「妙な」といっても原因は思い当たり過ぎるほどにあるので、妙ではなく当然なイライラですね。
だからイライラするのもしょうがないと思う一方、「理由は分かっているんだからせめてイライラしないでくれ!!」とイライラな自分自身にイライラするという悪循環に何度も嵌りそうになりました。
こんな時の有効な手段の一つが、
「沸き起こる感情をただ眺めて観察すること」
という瞑想&仏教的なスキルです。現在この力を鍛えようとしているのが、他でもないこの私。なので呼吸と姿勢を整えてただ眺めよう・・・とするのですが、まだまだ上手くいきません。
ちょっと油断するとイライラの感情に囚われそうになります。今日もそんな感じになりかけました。その度にこのままじゃ駄目だ、観察するんだ、受け流すんだと念じます。
このイライラをありのままに受け流すんだ。流れていく。受け流す・・・。
そう、右から左へ受け流すように・・・
その時、脳裏に懐かしい歌謡フレーズが浮かび上がってきました。
「右から、右から、何かが来てる~」
「僕は、それを、左へ受け流す~」
そう。十年以上前に流行したムーディー勝山のあの歌です。
はっと気づいたらもう遅い。私の脳内でこの歌が何度もリフレインしていき、右から来た何かを左へ受け流すことしかできない存在になってしまっていたのです。
先程までのイライラはすっかり左へ受け流され、やがて晴れ晴れとした感覚が蘇ってきました。
恐るべしムーディー勝山効果。
これは使える。そう確信しました。
どうしても負の感情が湧き上がり、そこから離れられない時。
イライラに襲われた時。
心の中で「右から来たものを左へ受け流すの歌」を再生し、全てを右から左へ受け流しましょう!