霧島もとみです。
人間なら誰でも起こしてしまうのがミスだと思いますが、その頻度は、精神的な負担を抱えるほど高くなる傾向があります。
心配事を複数抱える今の私はまさにそんな状態・・・だからかどうか分かりませんが、普段ならあり得ないようなミスを、今日は3つも重ねてしまいました。
自省を込めて、今日のミスを3つ紹介させていただきます。
ミス1:電話の取り次ぎミス
これは仕事上のミスです。
「○○さんいらっしゃいますか?」
と自分以外に宛てた電話が掛かってくるのは日常の光景です。そんな時には
「○○でございますね?おりますので電話をお繋ぎいたします。少々お待ち下さい」
とでも言って、○○さん近くの内線電話につなぐのがセオリーです。今日もここまでは完璧でした。○○さんも私の声で気付いて、電話を受ける態勢です。あとは電話を回すだけ・・・なのですが私は、次の瞬間、
電話機の内線ボタンを押さずに受話器を置いてしまったのです。
呆然とする○○さん。
瞬間的に気付き、血の気を引かせる私。
「うわあああああ普通に電話切っちゃった!!」
これがミスその1でした。
ミス2:滑り落ちる携帯電話
これは日常の中でのミスです。
私は普段、スマホをショルダーバックに入れて持ち運んでいます。
車に乗った時にはこのバッグを運転席と助手席の間の荷物置きに載せ、降りる時にはバッグをひったくるようにして運転席から降りるのが日常です。
ところが今日は、うっかりスマホを入れているポケットのファスナーを締め忘れていました。そして悪い偶然は重なるもので、運転席から降りる際、いつもよりもきつい角度=斜めな感じでバッグをひったくってしまったんですね。
開けたドアから私が身を乗り出した瞬間、斜めに開いたバッグの口から音もなく何かが滑り落ち・・・
ガシャ!!
駐車場のアスファルトの上に無惨にも落下しました。
スマホが。
「うわあああああ割れちゃった!!」
全てを呪いたくなる一瞬が訪れました。
幸いにも保護フィルムが割れただけで済んだので良かったのですが・・・。
これがミスその2でした。
ミス3:機密物品の仕舞い忘れ
最後のミスはこれです。
幸いにも事故には至りませんでしたが、もし事故が発生していたらと思うと今でもゾッとします。間違いなく重大インシデント案件でした。
夜、私の仕事の一つは、保育園に通う子供にピアノを教えることです。
今日もほどよい時間になった頃、私は、練習のためにピアノのある部屋に子供を連れていきました。
子供が先に部屋に入ります。その背中越しに、ピアノの椅子の上に何かが置かれてあったのが目に入りました。
「これじゃ座れないよ~」
という子供の声。何か椅子の上に置きっぱなしにしてたかな?と覗き込んだ瞬間、魂が凍りつきました。
知っている。私はソレを知っている。
なぜソレがそこにあるのだ。それはこんな所に置かれていてよいものではない。
ソレは誰の目にも留まらない場所に保管されてなければならないもの。
私が数日前に借りたはずの・・・
家族の誰に見られてもヤバイDVDじゃないかっッッッ!!
なんと椅子の上に置かれてあったのは、超がつく機密物品・・・つまり密かにレンタルしていたある種のDVDだったんです。
しかも信じられないことに・・・
袋から完全に出ている状態で。
見た瞬間に100%ソレだと分かる状態のDVDが、完全に無防備な状態で放置されていたのです。幸いだったのは一番上のケースが空になっていて、少しだけ目隠し効果を発揮していたこと。空になっているということは、そのDVDがどこかに収納されているということだけど・・・いや今はそんなことを考えている場合じゃない!!
私は「はいはい、座れるようにしようね」と何事もなかったようにその物品を手に取ると、子供の目に留まらないよう物陰にそっと押し込み、闇へと葬り去りました。
目の前の危機は回避しました。しかし、冷静に考えると少なくとも昨日からこの状態になっていたことになる。
・・・その間、誰もこの部屋に入らなかったのか?(ドアは開けっ放し)
・・・目には留まらなかったのか?
ドドドドドドと吹き上がろうとする冷たい汗。
幸い、今の所家族に何も変わった様子はありません。おそらくインシデントにはならなかったのだろうと甘い期待を込めて判断していますが、、、本当に危険でした。
これが最後、3つ目のミスです。
以上が今日の出来事でした。心配事を抱えるときほど、ミスは起きやすいものだと実感しました。
皆さんもどうぞお気をつけくださいませ。
えっ?そういう問題じゃない??