霧島もとみです。
今日、あまり接したことがない人と会話をする機会がありました。
といっても全く知らない人ではなく、これまでに何度か、主に仕事を通じてコミュニケーションを取ったことがあった人。社交的で知性的、紳士的な好人物だというのが私の認識でした。
そんな人と会話したのですが…。
何故か、全く会話が噛み合わない。
同じトークテーマで会話しているはずなのに、私の感覚では会話が噛み合っていない。例えばこちらが質問したことに対して、かならず同じくらいの角度でずれた内容が帰ってくる。
ん??何かおかしくない??って、思うんですけど、相手の態度は「コミュニケーション成立している体」なんです。「相手の話をしっかり受け止めて、返して、ちゃんとやってるぜ俺」的な。
そこに対して私もあえて突っ込まず、ズレも気にすることなく会話を続けたので、とりあえずコミュニケーションとしては成立していた…んでしょうけど。
人間どうしの会話って不思議だなって感じました。
雑談とか、日常会話に限った話だとは思いますが、テキストに落としたら困惑間違いなし!な噛み合っていない内容でも、会話としてはなんとなく成立してしまうんだなと。
つまりは、人の話を聞いているようで、案外聞いてないっていうのが人間の曖昧な一面なんですね。
私はどちらかというと細かなズレも気になってしまう小心物です。このため、こんなズレた会話には「あ~~~そうじゃないんだよ!!」とずっと苛立つ人生を送ってきたんですが、そうじゃなくて人間って適当な生き物なんだなーとおおらかな姿勢で臨めれば、他人とのコミュニケーションをもっと上手にこなせれたのかもしれない。
そんなことを感じました。
ええ。40歳を超えて今更ですけど。
もちろん人それぞれの特性があるので、興味深く観察していきたいと思います。