「持たざる者の逆襲」を読み終わった今、この本を「読んで終わり。面白かった」で終わらせるのは勿体無いと、強烈に思う。
それほど、自分の人生に取り込みたい内容が詰まっている。
各章のタイトルである、選択、成長、運と縁、解釈、勇気の言葉に込められた情熱と理論は、何度読み返しても僕を興奮させる。
だけど、
これまで読んだ多くの本がそうだったように、
考え方を理解したとしても、一部を行動に移したとしても、
人生を大きく変えることはできないだろう。
正直にそう思う自分がいる。
これまでに読んできた百冊を超える本。その本の内容を全て実践できていれば、今ここで、細々と誰も見ないブログなんて書いてない。
またその繰り返しだ。
そうならないために、どうすればいいのだろうか。
結局は到達点をどこに置くかという問題に尽きる。
いくら知識を得ても、到達点を、目標を置かなければ人間は結局のところ変わらない。なぜなら、
変える必要がないからだ。
必要もないのに努力を積み重ねられるほど、僕は強くない。
だから今までも変わらなかった。
変わったとしても、小さな範囲でしかなかった。
打ち破るには、必要な状態にしなければならない。
つまり、到達点を置かなければならない。
それをしない限り、僕は結局「あー、面白かった。ためになった」で終わるだろう。
だから僕は、到達点を決めなければならない。
まずはそこから始めることにする。