【日記】目次を読む

「持たざる者の逆襲」は、物語性をもたせた本だと感じました。

物語性とは、個々の内容をただ羅列するのではなく、最初から最後まで一つのストーリーに沿って書かれているということ。

では、何がストーリーになるかというと、「はじめに」に書かれているこの箇所です。

今日に至るまでの日々で僕が学んだ、自由を摑むために重要な、仕事や人間関係、困難や不条理に対する本質的なものの捉え方、考え方、向き合い方を提示する

これがストーリーになります。

これを踏まえて改めて目次を見てみます。

  • 第1章 選択
  • 第2章 成長
  • 第3章 運と縁
  • 第4章 解釈
  • 第5章 勇気

成長~勇気の流れはなんとなく理解できます。しかし、なぜ第1章が「選択」なのでしょうか?

選択が大事なことは分かりますが、それを一番初めに説明する理由がピンと来ません。

分からないということは、逆に考えると、自分が考える「選択」と、溝口さんが考える「選択」との間にギャップがあるということ。まずはこの「選択」の意味と内容を理解する必要があるのだな、と考えました。

第1章の節は7つ。

最初の節は「人生は選択の総和」で、最後の節は「1024通りの未来」です。大きな流れは、一つ一つの選択が未来を作る、という内容になりそうです。

なぜ選択が第1章なのか?

自分の考える選択と、本に書かれている選択とは何が違うのか?

ここをしっかりと踏まえ、次は第1章「選択」を整理します。

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