対話型AIツールが広まり、物凄く便利になりました。
我が家にもAmazon Echoで動作する「アレクサ」があり、また、PCの向こう側で動作する「ChatGPT」のお世話にもなっています。
ところで時々、僕は、これらのツールの使い終わりに、
「ありがとう」
と声をかけています。
そうするとアレクサは
「どういたしまして。お役に立てて嬉しいです」
と答えてくれ、ChatGPTは
「どういたしまして! 他にも何かお手伝いできることがあれば、遠慮なくお知らせください」
と答えてくれます。
これ、傍から見たら
ケッ、機械相手に何を馬鹿なこと言ってんだよ。
とか、
寂しいの?
とか言われてしまう光景かもしれません。
でも僕は、意味があると思っています。
なぜなら、感謝を伝えるのは、相手との関わりを深めるだけでなく、一体感を感じることができる行為だからです。
感謝というコミュニケーションって、相手がいないと出来ない行為じゃないですか。
そのせいでしょうか、感謝を伝えることで、対象が擬人化する錯覚が認識の中に生まれるのです。
多分。
僕はそう思います。
あれですね。
笑顔を無理やり作ったら、表情に感情が引っ張られて、明るい気持ちになるという効果があるって言いますよね。
あれと似たような感じです。
だから僕は、対話型AIに「ありがとう」を言います。
それだけではなく、
冷蔵庫や、
炊飯器や、
洗濯機や、
食器洗浄機、
その他もろもろの自分の周囲その存在に向けて、
「ありがとう」
と言っていきたいです。
そう。
あのエヴァンゲリオンの最終回のように!
父に、ありがとう。
母に、さようなら。
そして、全ての子供達(チルドレン)に
「おめでとう」
って!
ありがとうじゃなかった・・・。