霧島もとみです。
僕が影響を受けたり、これは面白いと思った本をこのブログで紹介していこうと思っていますが、書評や内容まとめを書いてみてもピンと来ませんでした。
本の内容を紹介したいと考えるとどうしても文章が長くなるんですよね。
読んでもらうのにとりあえずハードルが高いし、頑張って書く割には事務的で面白くない気がするんです。
また、実生活だと、話が長くなると飽きられる方が先で、本の魅力を伝えることなんて出来ないんですよね。
どうしたら効率よく・面白く伝えることができるのだろう?ということを課題に感じていました。
そんな時、株式会社ニシノコンサルでSHOWROOMの前田裕二さんが「自分のサービスは1分で伝えられるようにならないといけない」と話していたのを聞き、これだ!と思いました。
自分の伝えたいことや書きたいことを、1分で話せる内容に編集すればいいんだと。
そうしたらブログで読んでもらえるかもしれませんし、もし読んでもらえなくても、自分が実生活で話す時の引き出しの一つになります。
アウトプット技術を磨くために一石二鳥では?
ということでさっそくやることにしました。
今日は堀江貴文さんの「マンガで身につく多動力」を1分で話せる内容でお届けします!
1分で話せる!「マンガで身につく多動力」
「マンガで身につく多動力」は、堀江貴文さんのビジネス書「多動力」をコミック化したもの。
無人島が舞台というセオリーを無視したマンガで、ある日突然会社ごと無人島にワープしてサバイバル生活に突入する。
日常に夢を諦めたサラリーマン鈴木が、破天荒サラリーマンの堀口に影響を受けながら、非日常と化した無人島で生き抜くというストーリー。
堀口は、
「大事な会議でスマホをいじる」
「経費計算はアウトソーシング」
「社外で100のプロジェクトを回す」
という破天荒なサラリーマンで、モデルは堀江貴文さんとこの本の編集者の箕輪厚介さん。
多動力の化身:堀口
鈴木は常識に絡め取られた考え方に染まっていたが、無人島での体験と堀口からの刺激で、「自分の人生を1秒残らず使い切る生き方=多動力」を学び、自分の人生に目覚めていく。
夢を諦めた常識人・鈴木
本家「多動力」から濃く抽出したエスプレッソを、漫画で効率よく理解することができる時間コスパが高い本書は、新時代のビジネス書だ。
1分のあとがき
本家・多動力とマンガ版多動力を読み比べると面白い点に気付きました。
情報量は本家が勿論多いですが、より強く印象に残ったのはマンガ版多動力でした。
なぜだろう?と考えて、次の理由に行き着きました。
- ビジュアルと一緒に文字が入ってくる
- 情報量は少ないが、凝縮されたエッセンスが味わえる。
- 短い時間で読める。繰り返し読むことも苦にならない。
- 登場人物に感情移入することでミラーニューロンが発動する。
この中で4点目が実はマンガ版多動力の最大特徴かもしれない、と思いました。
本家多動力は堀江貴文さんが淡々と話すという形式で書かれているので、読者の基本姿勢は「聴く」ことになります。
一方、マンガ版多動力では、読者は主人公・鈴木の行動を追っていくことが基本姿勢になります。
そうなると読書は「追体験」に変わります。
この差は大きい。
なぜなら追体験では、自分が経験するのに近似した体験になるからです。
ミラーニューロンと呼ばれる脳細胞の働きによるものだそうですが、だとすると、より自分に強烈にインストールするためにマンガ版をあえて読むという選択も有りですね。
これからの時代を先取りする堀江貴文さんの発想にぜひ触れてみてください!