私達の「生」は、常に死と背中合わせです。
自分自身がいつ死ぬかは誰にも分からないし、
あなたの横で笑っている人が1秒後には消えているかもしれません。
その可能性はいつどこにでも潜んでいます。
極端な例ですが、
空からコロニーが落ちてくるかもしれないし、
ラピュタから天の火が降り注いでくるかもしれないし、
領域展開に巻き込まれるかもしれません。
今日、この事を実感する出来事がありましたので自戒をこめて日記に書き留めておきます。
さて。
その出来事とは?
ずばり、コレです。
人呼んで、
丸源ラーメン。

熟成醤油がえしを使用したあっさりしたスープが美味しい、肉そばのお店です。
久しぶりに食べたくなったので行きました。
食べる前の写真を撮るのを忘れていて、既に崩した状態になりましたがご容赦ください。
さあ。
まずは、麺から。

うーん。美しい。
美味い。
ストレート細打ち麺がスープとほどよく絡み、コシのある食感で楽しませてくれます。
さて次は、
肉です。

肉そば専用の豚肉は、一頭から数kgしか取れない希少部位。
薄く柔らかい肉はスープとの相性も抜群です。
うーん、美味・・・
ッッ!??
その瞬間、私の思考は止まりました。
ここは丸源ラーメンで、
肉そばを楽しんでいて、
いま肉を口に入れたばかりなのに、
なぜか、
急に呼吸が止まったのです。
息が吸えない。
吐くこともできない。
パニックになりそうな自分自身。
必死に落ち着かせて状況を整理したところ、
喉に希少部位の肉を詰まらせたのでは?
ということに思い当たりました。

こういう状況ですね。
これはやばい。
死ぬ。
すぐさま全集中で横隔膜を絞り上げた私。
ガハッ!!
という鈍い音とともに希少部位の肉を吐き出すことができ、無事に呼吸を取り戻すことができました。
もしあの時、肉を吐き出すことができなかったら。
気づくのがあと数秒遅かったら。
私はもうこの世にいなかったかもしれません。
このブログを書くこともなかったかもしれません。
それはそれで良かったかもしれませんが。
まさに生と死が背中合わせだった瞬間だったと思います。
皆様、その時になってからは遅いのです。
常に護身の意識を忘れず、貴重な貴方自身を、貴方のそばにいる大切な人を死から守ってあげてください。
そんなことを、
肉そばを食べながら思いました。

ごちそうさまでした。