霧島もとみです。
テレビや新聞、Twitterなど様々なメディアで日々情報が発信されています。
少年の心を持つピーターパンな私は、かつて「どの情報も出来るだけ真実を中立に発信しようとしているんだ!キャッキャウフフ」と夢心地で思っていました。
でもそれは間違いでした。
少年から厨二病へと立派に成長した今、真実を見抜くことが出来るようになりました。真実とはつまり、
すべての情報は、世界を混沌に導かんとする巨大組織の陰謀により発信されているということです。
嘘です。
情報発信は目的を達成するための手段として行われています。
なので発信する情報が真実かどうかは関係ありません。また、発信の一貫性も必要ありません。
売上を伸ばしたい、視聴率を上げたい、注目されたい、戦争に勝利したい、組織の影響力を水面下で押し広げたい…
「こういう目的のため」
「こういう物語を発信したい」
「そういうネタはないか?」
この視点でソースを探し、少しでもそう解釈できる情報があればバンと出す!こういうスタイルで情報は日々発信されています。
だから発信する情報はブレまくり。ブレていないのは目的だけ。個人的には「中立に情報を発信してます!」「権力は悪!我々は正義!」という匂いを感じるときにこの傾向が強い気がします。
だからでしょうか。
少々大人になった近頃は、情報を発信する媒体を見るのに疲れを感じるようになりました。
はあああ~
と、ため息をつきたくなります。
しかし大事なのは、他人がどうかではなく、自分が何をするのかということ。
一応ブログという情報発信を行っている者として、
- 自分の情報発信の目的は何か?
- なんのために時間を使ってブログを書いているのか?
ここに軸を通さなければ情報発信の意味を作れなくなります。
改めて考えてみると、
- 自分が楽しみたい
- 自分の悩みや経験を書くことで昇華したい
- 他人が少しでも「面白い」と思ってくれるであろうものを書いて楽しみたい
- 多くの人に楽しんでもらいたい
これらが自分の情報発信の目的のようです。
そんな訳でこれからもブレずに、バカだけど少しでも「面白い!」と自分が思えるものを書いていきたいと思います。
(でも究極の目的はいつか教祖になることなんですけどね。フフフ…。)
おっとつい心の声が漏れてしまいました。
情報発信が何か?を考えるには「戦争広告代理店」という本がとても参考になります。重々しいタイトルになかなか手が伸びませんでしたが、スリリングで一気に読めてしまう本でした。
レビュー記事を以前に書きましたので、こちらもどうぞ。