憧れを掲げろ

先日、あるイベントに参加したときのことです。

私は会場に現れた一人の男性の姿に目を奪われました。

同年代と思えるその細身の男性は、纏うスーツを見事に彼の体にフィットさせ、全身から洗練された雰囲気を漂わせていたんです。

※写真はイメージです。

おいおいこの男。

カッコイイじゃんか・・・!!

仕立ての良さだけでなく、姿勢や立ち振る舞い。全身を包む高い完成度。その一つ一つが映画の一シーンのように、私の心を震わせてきました。

「なんて格好良いんだ・・・」

しかしその一方で、私は、自分の現実を直視させられる思いがしました。 

私はといえばすっかりメタボな体型で、前シーズンの服を着るたびに窮屈に感じます。 お腹周りはきつく、ボタンを留めるのにも強烈な反発を感じる始末。

スーツを着ても自分で格好良いと思えたことは一度もありませんでした。

燦然と輝くあの男性と自分とが、完全に対照的に見えてしまったのです。

憧れが生まれる瞬間というのは、時に残酷なもの。

その理想的な姿に比べると、今の自分は何とだらしないことか・・・と痛感せざるを得ませんでした。

でも、ふと思ったのです。

「あんな風になりたい」と。

憧れという感情は、時に強力なエネルギーになります。

あんな風にスーツを着こなしたい。

そのために痩せたい。

憧れに身を任せ、私は行動することに決めました。

善は急げ。

鉄は熱いうちに叩け。

そんな私が最初に何をやったか?それは、

西島秀俊さんのスーツ姿の写真を冷蔵庫に貼ったことです。

※イベントの男性は西島さんではありません。

もうこれで痩せるしかなくなりました。

憧れを掲げろ。

そこから次の行動に移していきたいと思います。

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