霧島もとみです。
To do or Not to do, that is a question.
やるか、やらないか。
これを強烈に考え抜いた1日でした。
欲求は「やれ」と言い、理性は「やらないほうが良い」と云う。天使と悪魔によく喩えられる相反する行動の狭間で、僕は悶えていたのです。
目の前には一つの器がありました。

問いはこの時から始まっていたのです。
これはいわゆる「並ラーメン」。これを頼む時、人は常に悩まされます。
替え玉を頼むか、否か。
という問題に。
一口すすります。ずずず。スープはコクがあり、薫りも高く、空きっ腹にズドンと打ち込んでくる濃厚さに溢れています。
そして、麺。
バリカタ。
スープをほのかにしか絡ませないあっさりな喉越しは、その麺をするすると胃袋に送り込ませるに足る絶妙なコンディション。
やはり、替え玉を頼まずにはいられないのか。しかしそれで良いのか。
ラーメンをすすりながら自問自答を繰り返す私。だが待て。私はすでに別の一品を頼んでしまっているじゃないか。
これだ。

ニラキムチ。
食欲を満たす大いなるサポート役。しかもこれだけではなく、もう一品を私はすでに頼んでしまっている。
これだ。

一口餃子。
この上に、さらに替え玉を頼もうというのかい?
それはナンセンスじゃないか?
でもさあ。キムチと麺は違うんだ。餃子と麺は違うんだ。
主演と助演は別々のものだろ?もう麺は無くなろうとしている。麺とスープのミックス・パラダイスを私はもう一度味わいたいんだよ、そのためには替え玉するしかないじゃないか。
だがそれは、
オーバーカロリー
というものだろ?
食べるは易し、痩せるは難し。そうだろう?それは分かるよ。でもね、私はね・・・
と、
もはやラーメンを食べに来たのか禅問答を行いに来たのかわからない状態になりふと我に返った視界に飛び込んできたのは、

あっ。
時、すでに遅しいいいィィィ!!
というわけで無駄に悩む時間を過ごした1日でした。
鉄は熱い内に打て。替え玉はスープがある内に頼め。